AbemaTVのオリジナル恋愛リアリティーショー『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』(以下、ドラ恋)が1月25日(土)23時~スタートする。「恋愛ドラマの共演で俳優と女優は禁断の恋に堕ちてしまうのか?!」をテーマとした同番組。ネクストブレイクを期待される若手俳優と女優が恋愛ドラマを撮影しながら本当の恋をする姿を追いかけていく。新メンバーたちは、いったいどんな新しい恋愛模様を繰り広げるのだろうか。今回、参戦する男性メンバー・井上佑、千綿勇平、南北斗に番組への意気込み、恋愛をすることについて心境を聞いた。
最初は断る気満々だった?男子メンバーが本音を語る
(左から、井上佑、南北斗、千綿勇平)
――番組に出演することになった経緯を教えてください。
井上佑(以下、井上):オーディションに行ってそこで番組の内容を知ったんです。そのときは、演技も興味ないし彼女もいらん、という状況で。「僕、番組の趣旨にあってないから出ないですよ」って言ったら面白がられました。
――受かっちゃいましたね(笑)。
井上:最初は断る気満々でした。でも、マネージャーから「やったほうがプラスになるから」って言われて。今は出演してよかったと思っています。
南北斗(以下、南):僕は、正直、自分から積極的に恋愛をするタイプでもないから絶対に落ちたと思ったんです。でも受かったからには、自分に正直に素直な姿で参加したいと思っています。
千綿勇平(以下、千綿):僕は、シーズン3に出演していたあもんと、シーズン4に出ていたりょうが同じ事務所なんです。これまでは、舞台の仕事をメインでやってきましたが、映像のお芝居をしたいという気持ちがあって。あもんのドラマを見たときに、めちゃくちゃキレイな映像で感動しました。それをマネージャーに話してオーディションを受けました。今回の出演を経て、映像の芝居を学びたいと思っています。
――恋愛はいかがですか?
千綿:恋愛は、できないです! オーディションのときには「人を好きになれない」って言ったんですよ。でも最近、ぴんときた言葉がありまして。瀬戸内寂聴さんの「恋は雷に打たれるもの」という言葉。だから、打たれ待ちしている状態です(笑)。
――みなさん、恋愛に対しては草食系なようですね。これからどんな風に気持ちが動いていくのか楽しみです。井上さんは、現場に入って変化があったということですが、どんな変化が?
井上:単純に演技が面白いです。僕はずっと音楽を作っているのですが、音楽や本などの創作物は0から作り出すもの。演技は既存の1があって、役者が2、3って膨らませるものだと思っていました。でも実際にやってみたら脚本はあるけど、役者も0から作っていくものなんだって気付きました。新しい表現できるツールがゲット出来て、演技が楽しいです。恋愛は、まだ始まったばかりなので、分からないですね。恋愛って、したくてするものじゃないですよね。でもつんつんして、女性と距離を詰めないことも変だし。嘘をついて好きになったふりをするのも嫌だし……。まあ、正直な姿を見せていこうと思っています!
第一印象で「やばい奴」と思われた佑 今は、ムードメーカーに
――みなさんの第一印象はいかがでしたか?
千綿:本当に、その、なんていうんですかね(井上を見て)……(笑)。
井上:いいよ、全然言っていいよ。
千綿:北斗の第一印象は、可愛らしい子だなって。人懐っこくて喋りやすいなと思いました。でも、佑はちょっととっつきにくいところがあるかなと思いました。でも、実際に喋ってみたらめちゃくちゃ面白い奴でした。最初のイメージから一番ギャップがあったのは佑ですね(笑)。
南:確かに。
千綿:今ではムードメーカーで盛り上げてくれる存在です。
井上:いや~。スタートが底辺なので上がるしかないですね(笑)。最初は「この番組で出会った子たちとは会話せんとこ」って思っていました。現場に行ってact.1の撮影が終わるまでずっと乗り気じゃなかったので。
――act.1で気持ちが変化したんですね。
井上:初めて演技をしてみて「これは面白いかもしれん」って。最初はマジでふてこいので。オンエアやばいかもしれないです(笑)。
――2人に対してはどんな印象を持たれましたか?
井上:北斗は、年も下で可愛い感じの子やなって。でも話してみると、マインドの中に男を感じました。野心が見えるし、僕とこれから進みたい方向が違うから素直に応援したい。なにより男っぽくて。でも可愛いくて。モテると思いますね。
南:めっちゃ褒めるじゃん!(照れ)
――どんなところが男っぽいんですか?
井上:「この番組をきっかけに一流の俳優になりたいと思っている」って話をしていて、先のことをしっかり考えている子なんだなと。カッコいいと思いました。
――千綿さんの印象は?
井上:ちわちゃんは最初は真面目そうやなって思いました。年齢も上だから大人やなって思ったんですけど。本当はけっこう子供っすね。精神年齢はかなり子供かもしれないです。
千綿:俺だけディスられてるじゃん!
井上:でも、それって女性からすると可愛くないですか。少年の心を持っているのって。
――すごく女性ウケいいと思います(笑)。男らしい南さんはお二人の印象は?
南:褒めてもらっちゃいました。みんな本当にいい人たちです。自分は一番年下ですが、ちわちゃんは初めて話した時から「タメ口でいいよ」って言ってくれて。佑は、音楽を爆音で流していたときには、正直やべえ奴がいると思ったけど(笑)。本当はすごく優しい人です。帰りの電車でたまたま一緒になって。販売機の前にいた小学生がお金なくて困ってたら「君たち、お金ないの。いくら。500円?」って聞いて、チャージしてあげたんですよ。
――カッコいいですね~。
南:女子メンバーも含めて、人間的に素晴らしい人がドラ恋に出演しています。それが伝わったらいい番組になるんじゃないかなって思っています。
――千綿さんは一番年上ですが、それに対してのプレッシャーはありますか?
千綿:撮影に入る前に、プロデューサーやディレクターから「演技経験が一番長いから引っ張ってほしい」って言われたんですけど。でも実際、演技はキャリアよりも人間性が大事だと思っていて。最初は年上というプレッシャーがありましたが、それ以上に年下の子たちから学べることがたくさんあると今は思っています。
――精神年齢は子供だと言われていますが(笑)。
井上:めっちゃ子供や。本当に可愛い。喜怒哀楽の喜がすごい大きいんですよ。特技を披露する場面では、コンビニのおにぎりを30秒で食べ切るっていうチャレンジをしていて、ウケました。
南:ギャップを狙わないで出してくるのでモテます。
千綿:全然、年上扱いされてないですよね(笑)。
――みなさんの可愛らしくステキな雰囲気が伝わってきました。オンエアもとても楽しみです!ありがとうございました!
テキスト:氏家裕子
写真:山口真由子