極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#9が、AbemaTVにて12日(日)22時より放送される。#9では、加藤の初監督映像作品『たれ』が公開。作品を見た俳優・原田龍二、野性爆弾・くっきー!、品川庄司・品川祐が、マンスリーMCのパンサー・向井慧を交えて作品の感想を語り合う。
当番組では昨年9月、「映画予告編バトル」という企画を放送。「視聴者が観たいと思う映画の予告編を作る」というチャレンジバトルで、アベマサイト投票数、動画再生数、Twitterリツイート数の合計で加藤が優勝し、その時の『たれ』という作品で今回の監督デビューが決まった。
加藤の作品は、老舗鰻店に300年伝わる一子相伝のたれを巡る兄弟をテーマにした約23分間のショートムービー。加藤は監督、脚本、編集を担当し、兄の流一郎役を山本、弟の雫役をキューティー上木、父役を吉崎文男、そして“鰻の業(カルマ)”という謎の存在を、雑誌『Popteen』モデルの筒井結愛が演じた。
加藤は脚本を書くにあたり、話題沸騰のドラマ『全裸監督』の脚本家の一人・山田能龍氏、2月21日(金)に映画『Red』の公開を控える監督・三島有紀子氏に指南を受け、約2ヶ月間の構想期間を設定。しかし、予定していた撮影日になっても加藤の脚本ができていないというしびれるスケジュールになり、結果的に、わずか半日間で撮影されたという。
『たれ』を観終えたくっきー!は、「めちゃめちゃ笑いました」と率直な感想を述べつつ、「ガキの頃に観た成人映画よりモザイク量多かった」と、モザイク量の多さに言及。映画監督でもあり、裏方も知る品川は、「半日で撮ったんですよね」「みなさんの苦労をお察しします」と、突貫スケジュールの中でここまで仕上げた裏方スタッフの力量も見どころと語る。原田は「カットがうまく繋がれているし、熱演ぶりが心に来ます」と、役者たちの演技に触れる。
兄弟が相続を争う秘伝の「たれ」には、ある衝撃の秘密が。そして、筒井演じる“鰻の業(カルマ)”のまさかの表現方法に、スタジオメンバーはこみ上げる笑いを隠せない。シリアスなのかポップなのか、“加藤ワールド”が全開な独創的演出と、奇想天外なストーリーに注目だ。
加藤の初監督作品『たれ』は、11日(日)よる10時より、『極楽とんぼのタイムリミット』#9で公開される。