「経験人数は3万人以上」「援交（援助交際）でも稼いでいた」と話すセクシー女優の有奈めぐみさん。実は真田幸村に所縁のある名家出身の“お嬢様”であり、小さい頃は「庶民と話さなくていい」と言われ育ったという。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇～日本一過激なオンナのニュース～』（AbemaTV ※毎週土曜21時から放送中）は今回『“普通”ってナニ？』がテーマ（後編）。ダイバーシティを考えるイベント「MASHINGUP」とコラボした番組史上初の公開収録回であり、スペシャルゲストのタレント・りゅうちぇるとともに“普通”とは何か、その価値観について語り合った。
生まれも育ちも東京の有奈さんは「高校卒業までに約8000人」と驚きの経験人数を明かす。友人とニコイチ（2人1組）で渋谷や新宿を中心に男遊びや、援助交際を行い、高校卒業後は風俗業界へ。在籍していたデートクラブでは「高校卒業後は風俗業界が当たり前」という風潮があり、「堂々と、未成年じゃなく稼げるという感覚で（風俗業界に）入っただけ」と述べた。
有奈さんは、自身の男性経験人数が3万人を超えていることを誇りに感じており、成人してからは、1日で13人を経験した日もあったという。
成人後、プライベートでは金銭目的の行為を行わなかった有奈さん。飲酒をしないため、ナンパの常套句として、街で男性から「お酒飲みませんか？」と誘われると「私お酒飲まないんで“そのあとのこと”考えてますか？」と返すという。
その理由として有奈さんは「（体の相性が）合わない人と食事したり飲んだりって、苦痛な時間でしかない。行為のあとに、その時間（食事など）があるのは構わない」と告白。睡眠を取ることも時間の無駄に思えるそうで、今でも不眠体質が続いていると明かした。
番組MCのSHELLYは有奈さんの健康や、性病感染リスクを心配。有奈さんはワンナイトの相手に対して「お互いに気持ちよく終わらせるために（避妊具を）しましょう」と、避妊具の着用を必ず求めるようにしていると述べた。
有奈さんが行為に目覚めたのは、初体験の相手がきっかけだった。しかし「この人と添い遂げよう」という気持ちが湧いたわけではなく、「世の中にはもっといい相手がいるはず」と思い立ったのだという。
そんな生活を続けてきた有奈さんは実は、真田幸村に所縁のある名家出身の“お嬢様”だった。家族全員が学習院出身で、有奈さんと兄も幼稚園から学習院に通っていた。
学習院初等科は女子でも黒いランドセルを背負い、赤いランドセルを背負う他校の子供から嫌がらせをされたこともあった。有奈さんが親に伝えると「庶民と話さなくていい」「赤いランドセルの子と話さなくていい人生なんだから」と返された。
中等科時代になると地元のコンビニ前でたむろするようになった有奈さん。地元に暮らす他の学生たちと話す機会も増え、自身のいる世界が普通ではないことに気づいた。
髪を金髪に染めたことで自主退学になり、中等科から高等科へ進学はできなかった。父親は恥として、母親に「お前の育て方が悪い！」と離婚届を叩きつけた。有奈さんの誕生日に離婚の話が進み、兄の誕生日に離婚届が提出された。
両親の離婚後、有奈さんと兄の親権は母親が持った。母親は離婚するまで働いたこともなかった筋金入りのお嬢様で、兄は長男ということもあり、過保護に育てられた。
大学へ進学した頃、母に家庭内暴力を振るうようになった兄。その後、精神疾患で入院した。兄が母親を刺したため入院し、2人分の入院費の請求が有奈さんに向かい、風俗で働いたお金を工面した。兄の精神疾患は治らず、7年前に自殺してしまった。
有奈さんの波乱万丈な過去を聞いたりゅうちぇるは「こんなにつらい過去が（雰囲気に）出てないのが逆に奇妙なぐらい、ハッピーオーラ（に包まれている）」とコメント。SHELLYも「（このような過去があったら）ここまでの精神力は普通じゃなかなか持てない。それがすごい。ちゃんと自分の身体は守って避妊具はちゃんと使って、自分のことが傷つかないようにやっている」と評価した。
（AbemaTV／「Wの悲喜劇 ～日本一過激なオンナのニュース～」より）
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