「進撃の巨人」エルヴィン・スミス役や「ジョジョの奇妙な冒険」空条承太郎役などで知られる声優の小野大輔が、座右の銘を明かした。後輩声優である内田真礼も小野の言葉に共感した様子で、「ここで止まっていちゃいけない」と意気込んだ。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」水曜日は、下野紘(「鬼滅の刃」我妻善逸役や「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役など)と内田真礼(「約束のネバーランド」ノーマン役や「アイドルマスター シンデレラガールズ」神崎蘭子役など)がMCを担当している。1月15日に生放送された同番組に小野大輔がゲスト出演し、番組が用意した質問に答えた。
「座右の銘は?」という質問を受けて、小野は、坂本龍馬の残した言葉「世に生を得るは事を成すにあり」を挙げた。小野は、「簡単に言うと、『生まれたからには何かやってやろうぜ』って言葉」と説明し、「今は41歳で、もう20年近く声優をやってきて、やれることが少し増えてきた。逆に『俺なんか……』と言っていちゃダメだと思い始めて、ここ4、5年くらいで、この座右の銘になった」と明かした。内田も「先輩のその言葉は、めちゃくちゃ心にぐっと来ますね」と共感した様子で、「私も30歳になったので、『やってやるぜ!』と(思う)。ここで止まっていちゃいけない」と語った。
また、サウナ談義で小野と下野が盛り上がる一幕もあった。下野が「サウナを欲している」と語ると、小野も「わかります。僕も遠征先でサウナを探して、後泊してサウナに入って帰る」と頷いた。小野は、「マインドフルネスです。熱いのと冷たいのを繰り返す交代浴をすることで、自律神経が整う」と熱弁し、下野も「やってみな!」と内田にサウナの魅力を“布教”した。内田は半信半疑な様子だったが、冷え性に効果があると聞くと、「興味あります」と前向きな態度を示した。
番組エンディングでは、「生放送が基本的に苦手」という小野が「下野と真礼くんが呼んでくれたのが嬉しかったし、もてなしてくれたから、生放送苦手が克服できそうです」とゲスト出演の感想を述べた。下野に「全然時間が足りない。シーズンゲストでもいい。春夏秋冬に1回ずつ来てくれたらいい」と頼まれて、小野も「本当に来ますよ」と乗り気だった。