「私って結構イケてるはずなんだけど…独身」と自分自身で落ち込んだり、周りから見て「あの子可愛いのになんでダメなんだろうね?」と不思議に感じたり、巷にあふれている“こじらせ美女”の生態にせまる、恋愛リアリティーショー『こじらせ森の美女』(AbemaTV)。
登場するのは、幸せな恋愛ができない5人のこじらせ美女とイケメン王子たち。5人の美女は、『束縛美女』『元カレ依存美女』『夢見がち妄想美女』『プライドエベレスト美女』『私モテます美女』とそれぞれ問題を抱えている。イケメン王子は美女のこじらせを受け入れられるか? こじらせ美女は自分の“こじらせ”を乗り越えられるのか? いよいよ18日に最終回を迎える。
今回AbemaTMESでは、この『こじらせ森の美女』の美女たちの様に、過去にこじらせ経験を持っていたという、有名大学ミスキャンパスの美女5人による座談会を実施。キラキラと笑顔がまぶしい彼女たちには、一見こじらせの経験など無さそうだが……?
愛莉さん(國學院大学4年)
「すごく面食いだった時期があって、超イケメンとしか付き合わない時期がありました。でもある日“イケメンってワガママな人が多いな”って気付いて(笑)。俺>友達>私っていう優先順位で自分本位で……。今思うと何であんな人と付き合っていたんだろうって思います」と愛莉さん(國學院大学4年)。壽梨さん(東京大学4年生)も「分かる!私も自分に軸のある人がタイプだったのですが、ある時“これってただのワガママじゃない?”って気付いた日があって」と賛同。
「イケメンって自分の持っている物まで自慢する人多いよね? インスタにブランド物いっぱいのせて、フォロワーは女の子ばっかりで」「そうそう!裏で何してるんだかって感じ(笑)」と、ミスター=イケメンと付き合いのあるミスコン経験者らしい発言も飛び出した。
果音さん(立教大学4年生)
果音さん(立教大学4年生)も「最近まで求める理想が高すぎて、菅田将暉さんみたいな完璧な人が良かったのですが、20歳すぎてさすがに現実見ないとなと思い変わりました」と『夢見がち妄想美女』気味であった過去を告白。「ずっと女子校だったので、理想が高くなりすぎちゃったんですよね…」という果音に、現在も女子大に通う愛梨さん(学習院女子大学3年生)もうなずき、「女子校で周りに女子しかいないと、男性を見ただけで、ワッ!ってなっちゃうし、すごく年上とかアプリで出会いまくったりとか突拍子の無い恋愛をしがちで。“普通の男子”ていうのがどうなのか分からないから」と分析。
壽梨さん(東京大学4年生)
壽梨さんも「理想が高くて付き合えなかった時期があって、普通が一番良いって今は心から思います。でも求めている普通がそもそも高いのかもしれない(笑)」と笑顔。この「普通の男子が一番貴重説」、30代、40代女性の間でも盛り上がるテーマだが、20代前半の女子大生にも共通しているとは興味深い。
愛梨さん(学習院女子大学3年生)
『こじらせ森の美女』では、束縛“する”方の『束縛美女』が出演しているが、愛梨さんは「去年付き合っていた彼氏が作った強い決まりがあって、黒髪にしないといけない、ワンピースを着ちゃいけないとか色々守っていました」と、束縛“され”エピソードを披露。これには一同「えー!なんで?!」とビックリだが、「その時は好きだったので全部守ってて…。その後他のダメなところも気付いて別れたけど、あの時はこじらせていたなって思います」とのこと。
彩織さん(中央大学3年生)
彩織さん(中央大学3年生)は「ずっとカッコいいと思っていた男子とご飯にいけることになって、すごく嬉しかったんですが、『彼が〇〇に行ってみたいんだよね~』って言った時に、本当は私も行きたいのに、(駆け引きしなきゃ!)って思ってしまって『へ~!』ってスカしちゃったんです……」と告白。「気になる人にはあえてLINEを遅く返信したり、つい考えすぎちゃうんですよね」と彩織さん。これには果音さんも「私も友達に気になる人のLINEの返信は15分遅らせたほうがいいと言われて守ってました(笑)」と話し、イマドキ女子にとってLINEや会話での駆け引きは当たり前なのだ。
周りに「こじらせ美女」がいるかどうかを聞くと、「地方の大学に通っている子がTinderで出会った人に夢中になっちゃって、新幹線代とか全部自分持ちで会いに行っていて。でも恋人じゃなくてセフレ状態な感じで…」「母性本能をこじらせた友人が年下の超甘えん坊の事が好きで、家事とか全部お世話してます。でも正式に付き合っているわけじゃなく都合の良い関係みたいです…」「留学生のイギリスで知り合った男性を好きになってしまって、時差で気軽に連絡ができないからLINEを常にチェックして依存気味になってしまった」などなど、周りからすると「なぜ?!」と思ってしまうエピソードがゴロゴロ転がっている模様。
「恋愛リアリティーショーの副音声や、解説番組が大好き!」と普段から恋愛リアリティーショーを楽しんでいる彼女たち。『こじらせ森の美女』も、アンタッチャブル柴田とカジサックの2人による副音声でツッコミが炸裂しているので、合わせてチェックして欲しい。
▶︎『こじらせ森の美女』はAbemaビデオで配信中
テキスト:中村梢
写真:mayuko yamaguchi