映画『グッドバイ～嘘からはじまる人生喜劇～』の完成披露試写会が23日都内で行われ、ダブル主演を務めた俳優の大泉洋（46）、女優の小池栄子（39）らが出席した。
昭和の文豪、太宰治の未完の遺作をもとにした舞台作品を映画化したもので、優柔不断な性格から愛人たちと別れられない大泉演じる雑誌編集長の田島が、小池演じる美人の担ぎ屋キヌ子を偽の妻に仕立てたことから巻き起こるラブコメディー。
小池は大泉について、「大泉洋さんを嫌いな人って聞いたことがなくて、そうした人間としての豊かさ、チャーミングさが前面に田島という人物に注入されていて、どのシーンを見てもとても愛おしく感じる。これだったら女性が惚れてしまうな、というはもう納得させられました」とべた褒め。大泉は「ほんといいこと言いますね。模範解答」と照れた様子だった。
一方で小池は、「この映画のプロモーション活動で大泉さんといくつもバラエティ番組に出させていただいて、本当に楽しかったんだけど、大泉さんとグッドバイしたあとにすごく安らかな気持ちになった」と告白すると、大泉は苦い表情を浮かべ、会場からは笑いが起きた。小池は「楽しいからいつも以上にエンジンかけてるんでしょうね」と弁解するも、「お互い様ですよ。こないだある番組で延々モノマネさせられて、始まって10分で喉が枯れた」と応戦。「じゃあ今日来てくれたお客さんのためにも」と小池に囃し立てられ、渋々ながらマイケル・ジャクソンのモノマネを披露した大泉だったが、芳しくない反応に「ほんとに嫌だ。小池さんとのキャンペーン、グッドバイしたいです」と叫んだ。
（AbemaTV／『AbemaNews』より）
