原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうによる伝説のギャグ漫画「とんかつDJアゲ太郎」が実写映画化。6月19日(金)に公開される。この度、映画『とんかつDJアゲ太郎』メインキャストが明らかになった。
物語の舞台は東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。主人公、勝又揚太郎(かつまた あげたろう)はその三代目の跡取り息子だが、父・揚作(あげさく)の元、キャベツの千切りの毎日。ある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ。はじめて訪れたその場所で音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感!!お調子者のアゲ太郎は“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す!しかし、 豚肉にも触ったことがない、DJ機材にも触ったことのないアゲ太郎の道のりは一に勢い、二に勘違い、三は運命の出会い!?と爆走爆笑のハプニングだらけ。アゲ太郎は果たして「とんかつDJ」になれるのかーーー!? 気分がノッて、アガって、大爆笑!満腹絶倒コメディ映画爆誕!
主人公・アゲ太郎役は北村匠海
主人公・アゲ太郎を演じるのは北村匠海。原作の大ファンであった北村もまさか自分がアゲ太郎を演じるとは思いもしなかったという。「最初は戸惑ったし、バカで全力で一直線のアゲ太郎のテンションについていくのに必死だった」と爆上げテンションへの挑戦を語った。また、とんかつ屋の三代目としてキャベツの千切りの練習もこなし、「線のように細くリズミカルに千切りできるまで」に上達したようだ。
またアゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子には山本舞香。演じる役柄について「アゲ太郎みたいな不器用な男の子を助けてあげる優しさがあり、場を明るくする子なので、笑顔を大事に演じた」と語っている。
さらにアゲ太郎のライバルともなる気鋭の大人気DJ屋敷蔵人(やしき・くらうど)を演じるのは、伊藤健太郎。IT企業を立ち上げ、社長業をやりながらDJとしても才能を持つすごい役柄について「一見、無表情でクールだけど根っこにはアツいものを持っている。その熱量を忘れず大事に演じた」と語る伊藤。北村との共演についても「17、18歳から『売れような』と切磋琢磨してきた匠海とこんないい形で共演できたことは夢のよう」だそうだ。
そして、アゲ太郎のDJの師匠、DJオイリーを演じるのは、実力派俳優・伊勢谷友介。撮影を経て「なにか没頭できるものをみつけ、パワフルに人生を広げていく若者たちの姿をみることは、それだけでとてつもない幸福感や高揚感を与えてくれる。そのことに、この作品で改めて気づかされました」とコメントを寄せた。
この他、加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、池間夏海、片岡礼子、ブラザートムとフレッシュな俳優から演技派、個性派の俳優たちも集結している。
映画『とんかつDJアゲ太郎』 キャスト・スタッフ コメント
北村匠海(勝又揚太郎)コメント
原作コミックは僕の周りにいる音楽関係の友達たちの間でも話題の1冊でした。ポップでキャッチーな絵柄とコミカルな笑い。そこに、DJのレジェントたちへの深い理解とリスペクトもあり勉強にもなる。ユーモアと本気の、そのいい塩梅のギャップが最高です。そんなマンガの主人公、アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて…と、最初は戸惑いました。バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした。正直、「DJととんかつは同じだ!」と、と言われてもちょっと違うんじゃない?って思います(笑)。でも、とんかつビートの中に身を委ねていると不思議と「あ、これ同じかも!?!!」となる瞬間がいくつもあって、それが面白かったです。撮影前にはDJの練習だけでなく、キャベツの千切り練習もかなりしました。おかげで線のように細くリズミカルに千切りできるまで上達しました。
山本舞香(服部苑子)コメント
台本を読んだ時、どんな映像や音楽になるんだろうと想像するだけでワクワクしました。私は、クラブに行ったことがなくて、もちろんDJも見たことない! だから、クラブでの撮影は、どんなところなんだろう!?と、かなり好奇心旺盛に観察してしまいました(笑)。苑子はアゲ太郎の憧れの女の子です。アゲ太郎みたいな不器用な男の子を助けてあげる優しさがあり、場を明るくする子だなって思ったので、笑顔を大事に演じました。匠海くんのアゲ太郎はこれまでにない新鮮な感じ。撮影前は変顔して気合いを入れていて。それで、振り切ったお芝居をしているのが面白かったです。
伊藤健太郎(屋敷蔵人)コメント
僕が演じた、屋敷はアゲ太郎のライバル的存在。IT企業を立ち上げ、社長業をやりながらDJとしても才能を持つすごいヤツ。一見、無表情でクールなんだけれど根っこにはアゲ太郎くらいアツいものを持っている。その熱量を忘れずに大事にしながら演じました。17、8歳から「売れような」って切磋琢磨してきた匠海とこんないい形で共演できたことは夢のようです。
伊勢谷友介(尾入伊織:DJオイリー)コメント
同じ道を志す若いヤツに、いい加減ながら道を指し示すDJオイリーという存在は、今いる自分の立場とも似通う部分が多く、抵抗感なくとても自然な形で役柄に入ることができました。北村くんはもちろん、三代目のチームと一緒にいることが多かったので、若い子たちとの時にくだらなく、時に真面目な会話もとても楽しかったです。なにか没頭できるものをみつけ、パワフルに人生を広げていく若者たちの姿をみることは、それだけでとてつもない幸福感や高揚感を与えてくれる。そのことに、この作品で改めて気づかされました。
二宮健監督コメント
この度、とんかつもクラブのフロアもアゲられる男「とんかつDJ」を目指すアゲ太郎に負けない、華やかなパワープレイで『とんかつDJアゲ太郎』を実写映画化するという大業を、偉大なキャスト&スタッフチームで成しました。「お客さんに思いっきり楽しんで欲しい!」という熱いバイブスヤバめの一品に揚がっております!
そして、グルーヴ感MAXのキャストたちが、アゲ太郎ワールドの中で、未だ見せたことのなかったコメディセンスをアゲアゲのサクサクで炸裂させてます。揚げたてで早くお届けしたい。
それでは、前人未到のウルトラHAPPYムービーで、皆さんのハートとお腹と耳を満たしに2020 スペシャルイヤー参上致しますので、どうぞお楽しみに!!
原案:イーピャオ コメント
先走るけど、やるときゃやる!愛すべき東京ボーイ・アゲ太郎と北村さんとのハマり具合が最高でした!そして彼を取り巻く家族、友達、DJ、憧れのヒロイン…渋谷の道玄坂を一本入れば現実にみんな住んでんじゃないか?って妙な感覚に…この世界、混ざりたいッス!
漫画:小山ゆうじろう コメント
こんなヘンテコな作品に、日本が誇る超実力・超個性派俳優たちが結集し、結果、良い化学反応が起こりまくっていた!全キャストのハマり具合にbig up!は言わずもがな、特に、勝又一家の4人からは、グルーヴ感すら漂っていた!
(c)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会