放送中のアニメ「虚構推理」の登場キャラクターである七瀬かりん(CV:上坂すみれ)が歌う劇中曲「火炎放射器とわたし」の予想を超えるクオリティの高さに、視聴者から驚きの声が上がった。
「虚構推理」は、「スパイラル~推理の絆~」や「絶園のテンペスト」などを手掛けた推理作家・城平京氏による小説シリーズが原作。“怪異”たちの知恵の神となった岩永琴子(CV:鬼頭明里)と“怪異”にさえ恐れられる桜川九郎(CV:宮野真守)が繰り広げる[恋愛×伝奇×ミステリ]だ。
2月2日より順次放送中の第4話「アイドルは鉄骨に死す」では、“鋼人七瀬”の生前の姿だとされるアイドル・七瀬かりんの死の真相に迫った。今回披露された劇中歌「火炎放射器とわたし」は、七瀬の出演ドラマ「青春!火吹き娘!」の主題歌という設定で作られたもの。
同楽曲の作曲・編曲を手がけたミュージシャンの渡部チェルはTwitterで、「『お願い叶えて石油王 あなたの油田を焼畑に』『炙り 尽くして』『火炎放射器で完全燃焼しよっ』というコミカライズ版に箇所箇所で出てきた詞をちりばめつつ私が作った曲の、その決まった詞が分散してる状態の残りの部分に詞をつけるという…そんな無茶振りを叶えてくれる桑原さん!流石!」と作詞を担当した桑原永江を称賛した。
また、コミカライズ版「虚構推理」を手がけ、歌詞の一部も生み出した漫画家・片瀬茶柴も「あのいいかげんな歌詞の一部を使ってあそこまでがっつり曲にしてくださったの本当にすごい」とツイートし、劇中歌の出来栄えに感心を示した。
コミカライズ版では小ネタのような扱いに過ぎなかった「火炎放射器とわたし」のクオリティに、視聴者たちはTwitter上で「あんなガッツリやると思わんかったw」「がっつりOPサイズあるじゃねえか!」「まさかの『火炎放射器とわたし』が映像付きでTVサイズの長さで流れるとはw」と驚きの声を上げた。また、岩永琴子役を演じる声優の鬼頭明里も「めちゃめちゃいい曲だったしめちゃめちゃ本編がみたい」とコメントした。なお、番組公式You Tubeチャンネルでは、「火炎放射器とわたし」の映像が特別公開されている。
(C)城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理製作委員会