大ヒット異世界系アニメ作品をクロスオーバーさせたコメディアニメの第2弾「異世界かるてっと2」が、1月14日よりTOKYO MXほか各局で順次放送中だ。同アニメにクロスオーバーで登場する作品のひとつ、「この素晴らしい世界に祝福を!」から主人公・カズマ役を演じる福島潤とめぐみん役を演じる高橋李依にインタビュー。「Re:ゼロから始める異世界生活」エミリア役も演じる高橋は、一人二役の醍醐味を語った。
▶本編:人気作品から主要キャラが続々登場「異世界かるてっと2」
―「いせかる」経由で「このすば」ファンが増えた手応えはありますか?
福島 僕はSNSをあまりやっていないので、反響には疎い部分もあるんですが、やっぱりイベントでファンの方の盛り上がりを肌で感じました。みなさんのノリが非常に温かいんですよ。
―芦名みのる監督によると、「元ネタの作品を知らないはずの幼稚園くらいの子供が『いせかる』を楽しんで観ている」という声もあるとか……。
福島 うわ~、うれしい! そういう情報はもっともっと伝えてくれ(笑)!
高橋 アニメ「このすば」の監督のお子さんも「いせかる」を笑って観ていると聞きました! ただ本編はヘビーな作品が多いから、そういうお子さんには、本編は大きくなってから観てもらいましょう(笑)。
―高橋さんは、「このすば」めぐみん役と「Re:ゼロから始める異世界生活」エミリア役の両方を演じていますね。
高橋 「いせかる2」では、めぐみんとエミリアの絡みが増えています。1期のときは芦名監督も「一人二役は大変だし、出番を分けておきますね」と気遣ってくれていたんですが、ついにここに手を付けてきたというか(笑)。
福島 そっか、ダブルで演じるのは大変だよね。
高橋 でも2人分の世界が見えるので、台本を2回読んでいて楽しいですよ。
福島 良いこと言うね! 「2人分世界が見える」って。
高橋 やめて! イジらないで! なんか厨二病っぽい!
福島 4つの眼(まなこ)で世界を……すげー……!
高橋 眼とか言い換えないで!(笑) でもエミリアから見る「いせかる」と、めぐみんから見る「いせかる」は全然違いますからね。私も合わせて、6つの眼から見る「いせかる」は楽しいです(笑)。
福島 自分の分まで合わせちゃった!
―第1期に続き、「いせかる2」のオープニング曲は、大石昌良さんの作詞・作編曲で、アインズ(CV:日野聡)、カズマ(CV:福島潤)、スバル(CV:小林裕介)、ターニャ(CV:悠木碧)の4人が歌唱を担当します。
福島 1期の時、歌がすごく反響あって楽しかったんですよ。「いせかる」ありがとう!
高橋 カズマが歌上手いのズルいですよね(笑)。上手すぎて逆に面白い!
福島 何度も収録して、あれが奇跡的に上手くいっているパターンなんです(笑)。今回のオープニング曲「異世界ショータイム」はタイトル通り、本当に“ショータイム”という雰囲気の楽しい楽曲です。
高橋 私もめぐみん役として、エンディング曲「ポンコツ!異世界シアター」をシャルティア(CV:上坂すみれ)、レム(CV:水瀬いのり)、ヴィーシャ(CV:早見沙織)の4人で歌っています。イントロから曲の終わりまで1本のストーリーになっているので、ぜひフルで聴いてほしいです!
福島 何を! こっちだって頭から終わりまで聞いてほしいですよ! オンエアされる部分ということで1番はちゃんと歌っていますが、2番になるとみんな崩れ始めるんです。日野さんが音をズラして遊んでいて、僕も合わせて崩してみたら、スタッフさんに「もっと音符を大事に」って注意されました(笑)。あと今回はスバルがメインボーカルに近いポジションなのですが、僕は締めのおいしいところをもらっています。ぜひフルで最後まで聴いてください。
高橋:リリースされる時は、オープニングもエンディングも1枚に収録されるので両方聴いてみてください!
【原田イチボ@HEW】
(C)異世界かるてっと2/KADOKAWA
(C)Isekai Quartet2/KADOKAWA