「ルパン三世」石川五ェ門役や「HUNTER×HUNTER」ヒソカ役などで知られる声優・浪川大輔の子役時代の演技が録音されたカセットテープが公開された。浪川は、「超恥ずかしい」と大照れだった。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」木曜日は、浪川大輔と谷山紀章(「文豪ストレイドッグス」中原中也役や「進撃の巨人」ジャン・キルシュタイン役など)がMCを担当している。2月13日に生放送された同番組では、「昭和レトロで遊ぼう!」企画として、家電蒐集家の松崎順一さんを招いてラジカセの魅力を深堀りした。
久しぶりにラジカセの音色を聴いた浪川と谷山は、「テープならでは」と懐かしそうにしていた。視聴者の「空気が入っていて良い」というコメントに、松崎さんは、「そうなんですよ!デジタルは空気感を削ぎ落とす。カセットテープは空気感とかノイズが丸ごと入っているので、より音にリアリティがある」と熱弁した。
一風変わったコンセプトの機種も含め、さまざまなラジカセが紹介されたほか、松崎さんが所有する約5万本の中からチョイスした「珠玉のカセットテープ」が披露される一幕も。何気なく歴史ファンタジー小説「宇宙皇子」のカセットブック版を手にした谷山は、キャスト一覧の中に浪川大輔の名前を見つけてびっくり。浪川も「よく持っていますね!」と苦笑いだった。
浪川が「やめてよ!」と抵抗する一方、谷山は、ノリノリでカセットテープをかけた。子役時代のあどけない浪川の声が聴こえてきて、谷山は、「天才子役や!天才子役現る、や!」「お前はニセ浪川だろう。この子がすくすく育って、こうなるわけがない!」とイジリを連発。12歳のときの自身の演技に浪川は赤面するばかりで、「超恥ずかしい。何この番組……」と呟いていた。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)