女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ『家政夫のミタゾノ』が2020年、4度目のカムバック。4月より放送されることが明らかになった。
アイドル宣言をした光(伊野尾慧)も引き続き出演
家事のスキルは完璧、でも無表情で何を考えているのかわからない上、なぜか女装しているという謎に満ちた“最強の家政夫”ミタゾノを演じるのは松岡昌宏。依頼人の家庭の内情を覗き見しては、その秘密をネタにその家を崩壊させるのが趣味、というなんともハタ迷惑な家政夫だが、その唯一無二とも言えるダークヒーローぶりが視聴者を独特な爽快感へといざない、“家政夫(婦)ドラマ界”に確実に新たなページを刻み込み続けている。
第4シリーズも、ミタゾノとともに行動する若き家政夫・村田光役でHey! Say! JUMPの伊野尾慧が引き続き出演。第3シリーズのラストで「アイドルを目指す」と衝撃宣言をした光は、休日にダンスレッスンにいそしむ傍ら、ちょっぴり腰掛け気味に家政夫業も続けていたのだ。
純粋な性格で人を疑うことを知らない光。まずは依頼人を“疑う”ことから始めるミタゾノと、今回もどんな珍妙なやり取りを見せるのか、期待が高まる。
飯豊まりえが新加入!人間観察が趣味の新人家政婦がミタゾノの秘密を暴く?
そして今作から、飯豊まりえが新しく『むすび家政婦紹介所』の家政婦として加入。飯豊が演じるのは、人間観察が趣味で、覗かずして依頼人の人間性を見抜いてしまう新人家政婦・霧島舞。忖度と嘘が苦手で、笑顔のまま歯に衣着せぬ物言いをし、思いもよらぬトラブルを巻き起こしてしまうことも…。これまでに出会ったことのないタイプのミタゾノに興味を示し、その禁断の秘密に迫ろうと試みる。
松岡とは2019年に放送された『必殺仕事人』で共演。『テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 白い巨塔』や『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』といった作品にも立て続けに出演し、その確かな演技力と見るものを惹き付けるビジュアルで、作品の中でも確実な存在感を放ってきた。今回、初参戦となる『家政夫のミタゾノ』で、飯豊演じる舞が、ドラマにどのようなエッセンスを加えるのか――注目が集まる。
今シリーズもミタゾノさん直伝の“お役立ち家事のHOW TO”満載
今年は4年に一度行われるスポーツの祭典の年。東京で行われるビッグイベントを前に、ミタゾノさんも「東京を“キレイ”にいたしましょう」と早くも張り切っているという情報もチラホラ…。毎回、その内容には世相も大いに反映される『家政夫のミタゾノ』。世間を賑わすあんな話題やこんな話題がどんな風にドラマの題材にされ、ミタゾノの手によってどんな制裁を受けるのか、その行方にも注目だ。
そして過去の3シリーズでも我々を驚かせ続けてきたミタゾノさんの超絶家事スキル。性格には“難アリ”だけれども、家事のスキルは文句ナシのプロ級、というミタゾノさんが毎回披露してくれる知識と家事のウラ技は、今回もしっかりと登場。ミタゾノさん直伝の“お役立ち家事のHOW TO”で、放送翌日から家事スキルが一段階上がること、間違いなし。
キャストコメント
三田園 薫役・松岡昌宏 コメント
『家政夫のミタゾノ』もシリーズ4作目を迎えることになり、素直にとてもうれしい気持ちです。やはり芝居をする者として、シリーズものができるということはそのキャラクターやチーム、作品の作り方などすべてをひっくるめて、視聴者の皆さんに認めていただけたということだと思うんです。もちろん、2作目も3作目もうれしかったのですが、4作目はまた格別。今回は飯豊まりえさんという新しい力もいただき、慣れることなく、この座組でしかできない『家政夫のミタゾノ』をお届けしたいと思っています。
飯豊さんとは『必殺仕事人』でご一緒して、お芝居のやり方などもわかっているので、『家政夫のミタゾノ』でも自分のペースで自由にやっていただきたいです。このドラマの現場にはルールはないですからね(笑)。伊野尾は前回も自由にやってくれてそれが面白かったので、今回も自由に…。本当は代わりにHiHi Jetsのメンバーがいいんじゃないかってみんなで言っていたんですけどね(笑)。
相変わらず(ミタゾノの)メイクは体が覚えていました。今回は15分で完成。シリーズ重ねるごとにだんだん無駄なものは省いていっているので、だいぶ早くなりましたよ(笑)。最初はアイシャドーやラメも入れていたんですけど、誰にも気づかれないからやめちゃいました! 今のミタゾノは“ナチュラルメイク”です。
ミタゾノが始まってからの4年間、常にミタゾノのことは頭にありますね。先日も夢でドラマの撮影をしていました(笑)。
普段の生活でも、何かが起きたり、ニュースを見たりしていても、「あ、これミタゾノの題材として使えるんじゃないかな」「ミタゾノだったらこうやって解決するんじゃないかな」って考えたり…。芝居に取り入れられるように、携帯にメモしたりしています。ちょっと不満に思うようなニュースを目にしたときに「ここにミタゾノがいればな!」って思えるような、そんなダークな中に面白さがあるのが『家政夫のミタゾノ』なんだと思います。今回も大いに世相を反映した内容になってくると思いますので、スカッとさせますよ! お任せください!
村田 光役・伊野尾 慧(Hey! Say! JUMP) コメント
もう一度『家政夫のミタゾノ』に呼んでいただけるとは思ってもいなかったので、すごくうれしいです! 正直、ウチの事務所(ジャニーズ事務所)は後輩もたくさんいて、今回は下手したらそちらに代わってしまうのではないかと思っていたので…(笑)。これは松岡くん、いやミタゾノさんにハマっているな!と感じています(笑)。ドラマに出演させていただく機会はありますが、シリーズものに続けて出させていただくのは初めて。前回たくさんの反響がありましたし、すごく良かったとお褒めの言葉もいただいたので、プレッシャーもありますが、期待に応えられるよう、そして作品が盛り上がるよう、また新たな気持ちで頑張ります!(Hey! Say! JUMPの)メンバーたちも喜んでくれると思います。
霧島 舞役・飯豊まりえ コメント
『家政夫のミタゾノ』はストーリーがとても面白く、私生活で使える豆知識も多いという、これまでにないジャンルのドラマなので、幅広い層の方々に愛されていますよね。そんな作品にまさか私が参加させていただけると思っていなかったのですごくびっくりしています!
松岡昌宏さんとは昨年『必殺仕事人』でご一緒させていただいたのですが、その時に『家政夫のミタゾノ』の現場がとても楽しいとおっしゃっていたので、撮影現場に行くのが今から楽しみです。
今日初めて“生ミタゾノさん”にお会いしたのですが、すっごく綺麗ですよね! 迫力もあってびっくりしました(笑)。
初めての家政婦役ですし、出来上がったチームに入っていくのはいつも緊張しますが、早く溶け込めるよう自分なりに頑張りたいです。『家政夫のミタゾノ』チーム恒例だという“お花見”も楽しみにしています!