西加奈子のベストセラー小説が原作の映画『さくら』(2020年月秋公開)より、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮の劇中撮り下ろし写真が到着した。
原作は西加奈子初期の傑作と評される50万部突破のベストセラー小説。ごく普通の家族と、いつも家族に寄り添う愛犬のさくら。5人と1匹の家族が、残酷な運命に翻弄されながらも強く生きていく姿をやさしいユーモアを交えて描いた希望に満ちた物語だ。
長谷川家の3人兄弟妹を演じるのは北村匠海、小松菜奈、吉沢亮という人気、実力を兼ね備えた若手俳優陣。主人公で平凡な次男・薫(かおる)を北村が、容姿端麗で破天荒な妹・ミキを小松が、ハンサムで人気者の長男・一(はじめ)を吉沢が演じている。
監督は『三月のライオン』(ベルギー王室主催ルイス・ブニュエル「黄金時代賞」受賞)、『ス トロベリーショートケイクス』(バルセロナ・アジア映画祭・国際審査員特別賞)など海外から も高い評価を受け、詩情溢れる作品を多数生み出してきた矢崎仁司。
今回解禁となった写真を使用した新しい帯巻きの原作小説の発売も決定し、2月25日(火)より順次書店展開される予定だ。
原作者コメント
当時の私のきらめきも、過ちも、全てを受け止めてくれた映画のおかげで、どうやら「さくら」が私より長生きしそうです。
西加奈子
(c)西加奈子/小学館 (c)2020 「さくら」製作委員会