"アニメソングの女王"と称される歌手で声優の堀江美都子が、AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」にゲスト出演した。スタジオでの生歌唱でその美声を存分に披露したほか、大ヒット曲にまつわる意外な裏話などを語った。
▶動画:堀江美都子、「ひみつのアッコちゃん」など代表曲メドレーを披露
数々のアニメソングや特撮ソングで知られる堀江は、デビュー50周年を記念して2月12日にベストアルバム「One Girl BEST」とカバーアルバム「One Voice」をリリース。2月21日に生放送された「声優と夜あそび」にゲストとして登場すると、さっそく「キャンディ キャンディ」「ひみつのアッコちゃん」「サザエさんのうた」「花の子ルンルン」と代表曲をメドレーで披露し、金曜MCの関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)と大河元気(「B-PROJECT」野目龍広役など)を歓喜させた。
番組では、堀江が12歳でデビューを果たしたきっかけや、ヒット曲にまつわるエピソードを深堀りした。幼少期からアニメが大好きだったという堀江は、「日清ちびっこのど自慢」をきっかけにスカウトされて歌手活動をスタート。売れっ子になったことで学業との両立に苦労しながらも、高校時代は「青春ドラマみたいに同級生が職員室に駆け込んで、『先生! みんな一緒に卒業したいんです!』と言ってくれて」と理解ある友人たちの助けもあって無事に卒業することができたという。
また堀江は大ヒット曲「キャンディ キャンディ」について、「(作曲家の)渡辺岳夫先生がスキップしてスタジオに入って来られて、『ミッチーね、これは100万枚売るよ』っておっしゃったんです。そしたら本当に100万枚売れちゃった」と思い出話を披露。MCの関も「曲を作って堀江さんが歌うということで、手応えがバッチリあったんでしょうね。僕もいまだに口ずさんでますもん」と不滅の名曲ならではのエピソードに感心していた。
その一方で、同曲が大ヒットしたからこそ「どこに行っても『キャンディ キャンディ』の堀江美都子。そこが逆転することはないのかな、と。20歳くらいで若かったから、ちょうど突っ張ってる時期じゃないですか。『シンガーとしてもっと認められたい』みたいな」と若手時代は葛藤があったことを告白。しかし今となっては「一番の"大親友"だと思います。どんなときでも、いなくならないわけですから」と同曲の存在が大きな財産になっていると語った。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)