女優の高畑充希が26日、ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表会見に出席、7年ぶりとなるミュージカル出演への意気込みを語った。
高畑のほか、市村正親、大原櫻子ら多くの俳優陣が出席した今回の会見、アオザイ姿で登場した高畑は、今回の大役に「小さい頃から『ミス・サイゴン』をずっと観ていて、憧れのサイゴンカンパニーに入ることができて、最高に嬉しいです」と喜びをにじませた。
ミュージカルの出演が7年ぶりとなる高畑、今回のキム役に「キムという役は大きい役です。大変な役なので、自分には遠い存在の役だったんですけど、今年28歳を迎え、もしチャレンジできるのならそろそろ最後かと思い、ダメもとでオーディションを受けました」と経緯を告白。そして「(役が)決まったときはびっくりしましたし、嬉しかったんですけど、今はどうしよう、というプレッシャーもあります。でも、今日初めてお会いできた方も多くて、ワクワクが膨らんできました」と目を輝かせた。
記者から、ボイストレーニングについて聞かれた高畑は「全然やってなかったです」と正直に打ち明け、「(役が)決まって、お尻に火がつきまして、7年前もちゃんとしたトレーニングはしたことがなかったのですが、今回のキム役はそんなんじゃ絶対にできないと思い、今必死で皆さんに追いつけるように頑張っております」と力強く語った。