読売新聞の新CM発表会が26日都内で行われ、俳優の斎藤工(38)が登場した。同誌の特別記者として様々な場面で取材を行ってきた斎藤は、今回記者としてCMに出演する。
撮影時について斎藤は「色々な国籍、年代、性別の方々が集まって撮影したのですが、寒い時期だったので小さな赤ちゃんが心配な面もありました。撮影のとき大変だと言われる赤ちゃんやワンちゃんがめちゃくちゃ優秀でした。特に赤ちゃんが可愛すぎて、ずっと癒されてました。至福のときでしたね」と振り返った。
オリンピック・パラリンピックの見どころについて問われると「一年前、車椅子ランナーの伊藤さんの車椅子に乗せていただいたんですね。その時に車椅子の概念が変わりました。特に車椅子を使った競技に期待しているというか、親身に見てしまうんだろうなと思います。取材を通してパラリンピックの見方が変わったので、楽しみで仕方ないです」と語った。
また、来月26日から全国で行われる聖火リレーで、福島県ランナーに決定したことについて「自分なりの思い入れ、歴史がある場所を走らせていただくということは、僕には意味深く、人生最大のミッションなんじゃないかという思いでいます。通過するのではなくしっかり一歩一歩確かめながら、おそらく二度とない大役を務めたいなとワクワクしています」とコメント。続けて、被災地を走ることについて「仮設住宅にも何度か足を運んで交流させていただいていて、東京から帰る場所でもあります。福島の方達と触れ合ったりコミュニケーションを取る時間があったら、より彼らの思いも含めて走れるんじゃないかとその時間を楽しみにしています」と心境を明かした。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)