稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のレギュラー番組『7.2 新しい別の窓 #24』(AbemaTV)が3月1日に放送され、稲垣とプライベートでも親交のある直木賞作家の朝井リョウが出演した。
稲垣が「稲垣吾郎を主役に作品を書くなら?」と質問すると、朝井は「頭の中にいつか書きたいなと思っている話があって、私自身髪の毛が薄いことが気になっているんですが、男性が見た目を徹底的に気にする小説って意外とないなと思っていて」と物語の構想を語りはじめる。
「女性の美容やダイエットの物語はあったと思うんですが、男性の老いについてはあまり書かれてきていない。これを稲垣さんを主役で書いたらおもしろいかもなって、勝手に思っています」と朝井が話すと、稲垣は「ないかも! すごくいいですよね。僕に寄ってきましたよね。引き寄せられてきました」と興味を持った様子。
続けて朝井は「髪の毛が失われていくということを抒情的に書いてみたい。ポエティックに。その心情はめちゃくちゃ美しく書きますが、300ページ読んでも起きたことが『ハゲただけじゃない?』みたいな」とさらに踏み込んだ話を続けると、稲垣も「髪型を気にする僕が髪の毛が少なくなってきてしまう……めちゃくちゃおもしろいですね」とノリノリだった。
(AbemaTV/『7.2 新しい別の窓』より)