29日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』（AbemaTV）が放送され、竹山が新型コロナウイルスの影響で芸能界に起きている変化について語った。オープニングトークで、新型コロナウイルスの影響により自身の単独ライブ『放送禁止 2020 中野サンプラザスペシャル』が延期となったことを報告した竹山。この流れで竹山は、安倍首相が全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、3月2日から春休みまで臨時休業を行うよう要請した件にも触れた。
さらに竹山は「もう本当に人が少ない」と、収録日前日に訪れていたという大阪の街から人気がなくなっており、東京駅に戻っても同じような状況を目にしたと報告。「テレビのほうも、いろいろと変わってきていまして、今はお客さんを入れちゃいけないんです」と、一般人が番組収録を観覧できなくなっている現状も説明した。
ところが、この状況が逆に「ある異変」を生み出しているとのこと。「お客さんがいないからどこのスタジオに行っても、スタッフが狂ったように笑うというね…（苦笑）。スタッフも一緒に番組を作っていますから、マスク越しでゲラゲラ笑ってくれるという。芸人にとってありがたいのかありがたくないのか」と、番組作りの現場で起こった変化に困惑しているそう。
『R-1ぐらんぷり2020』が無観客開催になったことにも触れて、「テレビの事情だからしょうがないけど、お客なしでやったらただの『ネタ見せ』ですからね……」と、今後の状況を危惧していた。
▶動画：カンニング竹山の土曜The NIGHT#93~聞け！ロスジェネ芸人の叫び~
