29日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、番組レギュラーのスパローズ・大和一孝が、後輩芸人に容赦ないダメ出しをする場面があった。今週はゲストに、お笑いコンビの三拍子、磁石、ロボマンといった、「実力はあるのに売れていない」かつ「年齢30代半ば以上」の“ロスジェネ芸人”をゲストに招き、トークを展開していった。
現状を嘆くゲストの芸人たちに対して、竹山は「僕もみなさんの先輩ですけど、みなさんの先輩でちゃんと自分の生き方を見つけた方が(番組の)レギュラーにいる」と、大和の名前を挙げた。
竹山は大和について「“生き方”を決めているんですよ。『ネタとかやらない』という感覚ですから。それでこの人、はっきりはしないですけど月に50万(円)から60万を稼いでいる」と説明すると、スタジオからは驚愕の声が上がった。
意見を求められた大和は「みなさんの言うことはわかります」と同情したが「みなさんは、6年前の僕です」と説明して「僕より6年若い世代で、このメンバーによって僕はゆっくりと撲殺されたんです」と、ゲストたちの実力に自身が打ちのめされていたを告白し、それが原因でネタをやらなくなったのだと語った。
さらに大和が「実はみなさん、第七世代に殺されているんですよ」と衝撃の事実を明かすと、ゲストの芸人たちは「え……?」と茫然。大和は「第七世代の売れ方の切れ味がよすぎて、(あなたたちは)死んだかどうかに気付いていない。(切れた)首がズレながら(芸能界の)壁にぶつかっている状態」と、壮絶な例えでスタジオの笑いを誘った。
また大和は、ゲストたちが事前に書いていた番組アンケートを手にして「人間が腐っちゃってる!」とバッサリ。「もともとは人を幸せにするために笑わせてきたんでしょ? 心が腐っちゃってたら笑いなんか取れませんよ!」と、猛烈なダメ出しをしていた。



