ドラマ『アリバイ崩し承ります特別編 時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ 前編』が、3月7日(土)に「Abemaビデオ」にて配信スタート。浜辺美波演じる主人公・美谷時乃のキュートなセーラー服姿に注目が集まった。
土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日)は、祖父・美谷時生(森本レオ)から受け継いだ時計店を切り盛りする時乃が、1回5000円で“アリバイ崩し”を承り、プライド高きキャリア刑事・察時美幸(安田顕)との“凸凹バディー”で難事件に挑む本格謎解きミステリードラマ。
このたび、配信されたオリジナルストーリーは、様々な難事件に対しアリバイ崩しを行ってきた時乃の幼少期や学生時代が描かれ、時生から教わったアリバイ崩しのノウハウや、時乃のルーツについて紐解く内容となっている。
時乃が“アリバイ崩し”を時生に教えて欲しいと頼んだのは小学校3年生の時のこと。アリバイ崩しをしている時生の姿に憧れたことがきっかけだという。その思いを受け時生は時乃に対し、アリバイ崩しの練習問題集を渡す。難問ばかりが記されていたが、時乃は中学校1年の時には全てを解いてしまう。そして、最後の問題を解いたのは、捜査一課のボンボン刑事・渡海雄馬(成田凌)が初めて「美谷時計店」を訪れた日だ。
時乃と雄馬の出会いのシーンも描かれ、どうやら高校生の雄馬はこの時に一目惚れをしてしまったようだ。取り巻きの女子高生を引き連れて来店した渡海は、時乃の頭をぽんぽんと触りつつ、「これは将来べっぴんさんだ」とため息混じりで一言。これに対し時乃は「どうも」と笑顔で返していた。このシーンに視聴者からは「中1時乃めっちゃかわいい」「中学時代の時乃ちゃんもめちゃんこ可愛い」「制服姿似合うなぁ」「私だってジュニアみたいに頭ポンポンしたくなっちゃうよ」という声がネット上にあがっていた。
時生からの出題とは?中学生の時乃が挑む
「アリバイ崩し」の実技に初めて挑む時乃。祖父・時生が提案した“練習問題”とは、
①午後3時過ぎに帰宅した時乃は、時生から串団子3本の横に添えられた「居間でこれを食べなさい」というメッセージを目にする。
②午後3時20分に店の振り子時計が動いていることを確認してから、もう一度居間に戻る。
③午後3時25分、時生は振り子時計を止めに店にこっそり店に戻る。その時、時乃は絶対に居間を出てはいけない。
④午後3時30分、もう一度振り子時計を見に行った時乃は3時25分を指したまま止まっていることを確認する。
つまり午後3時20分には振り子時計は動いていたが、午後3時30分に再度確認すると、時計の針は午後3時25分で止まっていた。この空白の10分間のアリバイが時生にはあるという。それは同日の「3時25分」を指している壁時計と一緒に映っている写真。時生は「今日の3時25分、わしはこの触ってはいけない壁時計と遊んでいた。時乃にこの問題が解けるかな?」と出題した。
美谷時計店からこの壁時計がある公園まで、車で約20分はかかる。もちろん、時計の針を勝手に動かすことはできない。写真のネガは前日に行われた時生の誕生日会の写真の後に位置しており、犯行当日に撮られたものと思われる。また、日光に照らされていることから午前3時25分に撮られたものとも考えにくい。果たして時乃はこの巧妙な時生のアリバイをどう考えるのか?
『アリバイ崩し承ります特別編 時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ 後編』は3月14日(土)地上波放送後より配信される。