SKE48高柳明音、卒コン中止の胸中明かす「今じゃない」「楽しく終わるために下した決断」
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 アイドルグループ『SKE48』の高柳明音(28)が、4日都内で写真集の発売記念イベントを行った。

 同写真集は、今年春に予定している高柳のグループ卒業を記念したもので、ベトナムを舞台に撮影された写真や、彼女自身が撮り続けたメンバーとのオフショットをまとめた“ちゅりかめらBEST SELECTION”などが収められている。

 発売にあたり高柳は「11年続けてきたSKE48を卒業するということで、11年の思いを込めた1冊になっています。ベトナムでの撮影や長年撮り溜めてきた“ちゅりかめら”の写真、あとはメンバーからの質問だったりメッセージも入っているので、皆さんへのプレゼントという形になれたらいいなと思います」とコメント。続けて「ベトナムには犬や猫がいて写っているので、今回はそこも見どころだと思います」とアピールし、「この写真、よく見ると面白いんですよ。このワンちゃん、めっちゃ渋い顔してるんです。メンバーも口を揃えて面白いって言ってた写真なんですけど、みんなこれを見て和むっていう」とお気に入りの1枚を紹介した。

 今月15日に予定していた卒業コンサートは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を発表。これについて「スタッフのみなさんと協議を重ねて、ライブが好きだからこそライブで悲しい思いをする人が出てしまうのが一番切ないしずっと悔やんでしまうと思って、みんなで楽しく終わるためにも下した決断でした」と話し、「苦渋の決断だったけれど、今ここでやるとみんなが笑顔で終われないかもしれないので。私がアイドルをやり続けてきた中で一番大切にしてきたものは、みんなに幸せと笑顔を届けること。それができないんだったら今じゃないなと思いました」と胸中を明かした。続けて、「家族も心配していたし、卒業コンサートでそういうことが起こっちゃったら、私もメンバーも悲しいです。誰も悲しい思いをさせたくないので、しょうがないというよりは前向きに、プラスになる繋げ方をしていこうという形でスタッフの皆さんとはお話しさせていただきました」と語った。

 また、卒業コンサートの中止に伴い、卒業も伸びるのかと問われると「卒業を春に決めていて、春以降の個人の仕事もちょっとずつ決まってきているので詳しいことはわからないです。どんな形になってもみんなが笑顔になれるニュースを届けられればと思っています」と説明した。

 今後の活動については「お芝居がとても好きなので女優さんになりたいと思います。SKE48にいる間、お芝居や舞台を毎年やらせていただいて、この道で1本でやっていきたいと思えたのはお芝居の道でした」とコメントし、「東京にいる時間が長くなると思うんですけれど、やっぱり名古屋は生まれ故郷でありたくさんのスタッフさんたちに支えられた“ホーム”なので名古屋での活動も前向きにやっていきたいと思っています」と意気込んだ。

(AbemaTV/『AbemaNews』より)

▶︎動画:SKE48高柳明音、卒コン中止の胸中明かす「今じゃない」

高柳明音“卒コン”中止の心境は...
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