集大成ということもあり、各話ごとに盛り上がりを増しているアニメ「BanG Dream! 3rd Season」。武道館という大きな夢に向かって、ガールズバンドが熱い思いをぶつけ続けている。現在、#6まで放送されたが、序盤の#1~#5でも、ファン大満足のエピソードが続いた。アニメーション制作を担当したサンジゲン・松浦裕暁、音響監督・飯田里樹、シリーズ構成・脚本を務めた綾奈ゆにこというスタッフ3人に、注力したポイントや思い出を聞いた。
アニメーション制作 株式会社サンジゲン 代表取締役 松浦裕暁
RASの結成を中心に描かれており、ユーザーさんの中には「RASの結成はまだか?!」という思いもあったかと思います。それがちゃんと描かれて良かったと思います。そして、RASのMVのかっこいいこと!#3ではポピパもいつもと違った形態でライブをしますし、「さあ!『3rd Season』はじまりますよ!」という序盤になっていたことと思います。アニメの中でやっと全6バンドになりました。これから彼女たちがどのような物語を生み出すのか、注目してください!
音響監督 飯田里樹 #1~#4は六花のRASへの加入が描かれました。と同時に「2nd Season」の続きであるということが強調されています。前作同様、様々なバンドの面々が顔を出し、チュチュの野望も第2期より続いています。#1の冒頭、六花がこれまでを振り返るシーンには「2nd Season」でポピパが六花に捧げた「キラキラだとか夢だとか」のアレンジ曲を使用しました。個人的には#3の「Step×Step!」に背中を押された六花がシュシュを髪から抜き去るシーンがお気に入りです。余談ですがラーメン銀河の店内BGMは、監督の希望でスラッシュメタルの曲を新作していただきました。
シリーズ構成・脚本 綾奈ゆにこ
RASが結成しました。六花が加入することは分かりきっているので、それをどうドラマチックに描くか考えました。大好きなポピパさんと対立する可能性のあるバンドに果たして入るのか?という部分が気になるので、いったんチュチュに落とされることで、自ら入りたい!と奮起する六花が描けて良かったです。
(C)BanG Dream! Project