３月14日（土）よる10時～、AbemaTVオリジナル結婚リアリティーショー『いきなりマリッジ3』ハイスペ夫婦編#9が放送され、最終決断まで1週間を切る中、ナツキとタケルの“初対面夫婦”が、子供やお金にまつわる話し合いから口論に発展した。
本番組は、面接やアンケート調査を基に選ばれた初対面の男女が新婚生活（同棲）を営み、30日間で本当の夫婦になるのか、別れを選択するのか、その一部始終に密着するリアリティーショー。スタジオでは陣内智則と紗栄子がMCを務める。
初対面で夫婦になった、ナツキ（29歳／フィットネスインストラクター／年収約800万）とタケル（33歳／ヘアメイクアップアーティスト／年収約600万）の新婚生活は、24日目に突入。この日2人は箱根の温泉宿を訪れ、お酒を飲みながら、客室の露天風呂に2人で浸かった。
じっくり話すのには最適な機会と考えたのだろう。子供を望む上での経済的な問題をどう考えているのか、ナツキはタケルに直球質問を投げかけた。ナツキが産休に入り、少なくなった分の収入をどう補填するのかと問われると、タケルは家賃の安い家に住むなど、方法はいくらでもあると返答。その上で、妻を最優先する考えを示した。
しかし、ナツキはお酒の酔いも相まって、やや感情的になっていた様子。「合わせられるってこと」と確認したナツキに、タケルが「違うんじゃないかな。合わせられるっていうか、当たり前のことなんじゃないかな」と返すと、ナツキは「違うんじゃないかな」という発言が「私を否定している言い方」だとつっかかった。
さらにナツキは、子供を設けることで生じてくる具体的な問題を上げ、「めちゃくちゃ貧乏になってまで、子供を産む必要はないと思っている」と主張。その上で、タケルがどこまで現実的に考えているのかと尋ねた。
タケルが「もしかしたら、女性ほどすごく先まで見ていないかもしれないけど…。難しいな」と悩ましげな表情を浮かべると、ナツキは「でしょ？考えてないから難しいって思うの。いいの、それでいいの。それが多分リアルなんだと思う。『考えてます』って言った方が私は嘘くさくて嫌だ」とキッパリ。
タケルは「もちろん考えようとはしている」と弁明したが、ナツキが聞き入れる様子がないと判断するや否や、「そうなんや、じゃあそういうことにしようか。薄っぺらかった」とナツキの主張を全面的に受け入れた。
タケルが「ごめんね」と謝罪すると、ナツキは謝る必要はないと強調。その上で「その解答で正解なの。そこでやたらどうこう言われた方が、また『こいつ嘘くさい』って思っちゃったかもしれない」とズバズバ言い、しまいには「いつもタケるん（タケル）の回答に対しては3択にしか思っていないのね。猫被っているか、合わせているか、諦めているか」とぶちまけた。
その後も2人の意見が噛み合うことはなく、ナツキが「30日でリアル出すの難しいって」と言えば、「それを言ったら元も子もない」とタケル。これ以上話しても意味がないと感じたタケルは「とりあえず一回、今日はここまでにしよう」と無理やり話を終わらせ、露天風呂から上がった。
タケルが旅館の廊下で1人になっていた頃、ナツキは冷静さを取り戻し、「100が私としたら、10％ぐらいのすごく嫌なナツキが出ている。こういう自分がすごく嫌なんですよ。『こんなこと言いたくないのに』って自分が出ちゃってて、辛い。私こんなんじゃないのにってすごい思う」と、自己嫌悪に陥っていた。
その後、部屋に戻ってきたタケルと顔を合わせるも、ナツキは謝罪の言葉を切り出せず、そのままタケルは就寝。決断前最後の温泉旅行は、重苦しい空気のまま、1日を終えてしまったのだった。次回はいよいよ決断の時。結婚と真剣に向き合い、時にぶつかり合い、30日目に2人が出した答えとは…。『いきなりマリッジ3』ハイスペ夫婦編・最終回は、３月21日（土）よる10時～放送される。
▶動画：夫の憂鬱…お金、子ども、嫁の祖母。 いきなりマリッジ３
