3月12日(木)23時より佐野勇斗、飯豊まりえW主演のドラマ「僕だけが17歳の世界で」第4話(AbemaTV)が放送され、切ない親子の物語に反響が寄せられた。
同番組のプロデューサーを務めるのは、「恋仲」(フジテレビ系)や「好きな人がいること」(フジテレビ系)など数々の恋愛ドラマでヒット作品を手がけた藤野良太。幼馴染の染谷航太(佐野勇斗)と今野芽衣(飯豊まりえ)が、お互いに“好き”という気持ちに気づくも、想いを伝えることなく突然航太が亡くなってしまい、季節外れの桜が咲く期間だけ戻ってくるファンタジー・ラブロマンスを描いていく。
17歳のときに事故死したものの、現代に蘇ってきた航太は、桜の木の伐採を反対する人たちの署名の中から母親・志乃(石田ひかり)の名前を見つけ、志乃を尋ねることに。
志乃の東京の家を訪ねた航太は、そこで岡崎朱音という少女に出会う。実は、朱音は志乃が再婚を考えている男性の子ども。航太は、朱音から自分が死んだことで志乃が心が病んでしまったこと、そしてその担当医だった男性こそが朱音の父親で再婚相手であることを聞かされた。
母親の現在を知った航太は、その場をあとにする。航太を心配して追いかけてきた芽衣と遭遇するも、芽衣には、志乃とは会えなかったことだけを告げ、東京観光をして地元へ帰るのだった。
後日、朱音から家に飾られた航太の写真に似ている人が訪ねてきたことを聞いた志乃は、久しぶりに地元の長野へ帰ってくる。志乃の帰りを知った芽衣は航太に連絡するが、航太は「俺は会わないほうがいい。母さんを混乱させたくない」「頼む、俺のことは母さんには言わないでくれ」と拒否。
再婚を迷っているという志乃の話を聞き、航太が志乃の幸せを願い身を引いたことを理解した芽衣は、「本当は航太に心配かけないように笑ってなくちゃいけないのに。1日1日を大切にして、前を向いて頑張らなきゃいけないのに。この町に戻ってきて、やっとそれに気がついたんです。だから、おばちゃんには再婚してほしいです。新しい家族と毎日笑顔で過ごして、幸せになってほしい。もし航太が会いにきたんだとしたら、そう言いたかったんだと思います」と航太の気持ちを代弁し、志乃の背中を押した。
その後、芽衣は、志乃が航太のお墓にお供えしようと持ってきたおいなりさんを持って航太のもとへ。航太は、昔のことを思い出しながらおいなりさんを口に頬張り、涙するのだった。
航太と志乃の切なすぎる親子の物語には、視聴者からも「キツいな…」「つらいわ」「これは泣く」「感動」「なみだがでてきた」「もらい泣きしたわ」「演技上手すぎて、感情移入する」など反響が寄せられた。