3月18日(水)22時より、“グローバル”恋愛リアリティーショー『いきなりフォーリンラブ』#17(AbemaTV)が放送。言葉の壁が原因となり、セナとマーヴィンの宮崎旅行は波乱の展開を迎えた。
本番組では、“英語が話せない日本人女子”と“英語しか話さない外国人男子”が3ヶ月間トライアルカップルとなり、デートを重ねていく様子に密着。「外国人と恋をすると英語が話せるようになる」という定説の秘密を解き明かしていく。MCを務めるのは、お笑い芸人のアイクぬわらと、YouTuber芸人のフワちゃんだ。
セナの故郷・宮崎を共に訪れ、仲を深めるはずだった2人。しかし、ランチ中も2人の会話はまったく噛み合っていなかった。この日の昼食は、宮崎のソウルフード、チキン南蛮。セナはマーヴィンの出身地である、ドイツのソウルフードについて尋ねたのだが、何度マーヴィンが言い直しても「pretzel(プレッツェル)」が聞き取れない。セナは「プレッツェル」を「ブレッド」だと勘違いしてしまい、マーヴィンは苦笑いを浮かべた。
さらに、「2人で食べるのはもんじゃ焼き以来だね。あれから料理は上手になった?」との質問にも、セナは「Good bye?」などと、とんちんかんな反応。そしてついに、マーヴィンから「英語は勉強してないの?」と聞かれてしまったのだった。
「毎日勉強している」と答えたセナだったが、マーヴィンは「毎日家で勉強してる?本当に?」と怪訝そうに聞き返し、「前回、君がくれた手紙、読んだよ」と切り出した。マーヴィンはセナに、確認したいことがあったのだ。それは、セナの手紙に書かれていた「Like Baby」の意味。
本当は、すべてが完璧なマーヴィンに、子供のような一面を見せてほしいと伝えたかったセナ。しかし、マーヴィンから「どういう意味?」「何で赤ちゃん?僕が赤ちゃんみたいなの?」と聞かれ、自分の想いをうまく説明することができなかった。するとマーヴィンは「わからないよ」とうんざりした表情を浮かべ、「本当に英語を学ぶことに前向きな気持ちでいる?もっと勉強するべきだよ」と苦言を呈した。
マーヴィンが不快に感じたのも、無理はない。「Like Baby」には「手を焼かせるヤツ」という意味があったのだ。後にその事実を知ったセナは悲鳴を上げ、「やばすぎる」と青ざめた。
微妙な空気が流れる中、2人は旅の最終目的地「鬼の洗濯板」に到着。宮崎を楽しんでもらえたのか気になっていたセナは、マーヴィンに旅の感想を尋ねた。質問の意味は伝わり、英語で「宮崎の好きなところは、素敵な自然とか、全部とてもいい」と答えてもらえたものの、その後には「僕の英語を理解している?」と耳の痛い一言が。セナは「English…」と唯一聞き取れた単語をつぶやき、下を向いてしまった。
これまでマーヴィンは、セナが言わんとしていることを何とか汲み取り、意志疎通を図る努力をしてきた。しかし、それも我慢の限界に達してしまったようだ。マーヴィンは「コミュニケーション取れなくて少し悲しいよ。僕は君にもっと頑張ってほしい。全力を尽くしてほしい。そうしたらもっと話せて楽しめると思う。寒いし暗くなってきた。今日はここで終わりにしよう」と言い、その場を立ち去った。
残されたセナはマーヴィンの背中を切なそうに見送り、「頑張ってたつもりだったけど、全然伝わってなかったし、英語話せるようにちょっとはなれたかなと思った時にこれだったので、ちょっと…」とため息。果たして2人の恋は、どうなってしまうのか…。『いきなりフォーリンラブ』#19は、3月25日(水)22時~放送される。