14日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、音楽を中心としたエンターテインメントビジネス全般を扱う、株式会社BADASS取締役の松川将之氏が新型コロナウイルスの影響で、すでに5月開催のイベントまでもが中止に追い込まれていることを明かした。
この日は「コロナ騒動、エンタメ被害の実態」をテーマに、エンターテイメント業界で仕事をする関係者がゲストに招かれ、トークを展開することに。
松川氏は音楽業界のライブシーンの窮状を訴えて「もうちょっと落ち着いてからじゃないとやれる策が見えてこない」と、現状は耐えるしかないと業界関係者とも話をしていることを告白。
また、3月中に開催予定だったイベントについては「正直、『絶対無理だよね』と、いさぎよく諦めがついているんです」と語っていたが、「この先の4月、5月の公演になってくると……そっちのほうが頭を抱えている」と、イベントの開催をするかどうかの判断に悩んでいることを明かした。自粛ムードで観客側でもチケットの買い控えが起きているそう。
もしも5月までの大型フェスが中止となった場合の被害については「想像もできない」と語る松川氏。ゴールデンウィーク周辺のイベントについては「開催する方向で調整中」だというが、5月に沖縄・宮古島で開催予定だった野外フェスだけはすでに中止が決まったという。
理由について松川氏は「宮古島でコロナが流行をしてしまうと、島の医療体制がパンクしてしまう」からだと説明。フェス以前に開催される予定だったトライアスロンも宮古島の行政から指示があり中止になったそうで、島内の切実な現状が明かされた。
竹山はイベントを主催する側の心情について「先も分からないし、初めて体験をすること。病気がどのくらいの感染なのかよくわからないから、なかなかいろいろなことが我々レベルじゃ決定できないですよね」と、推察をしていた。




