14日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が新型コロナウイルスによって無観客となった『R-1ぐらんぷり2020』の裏側について語った。
この日は「コロナ騒動、エンタメ被害の実態」をテーマに、エンターテイメント業界で仕事をする関係者がゲストに招かれ、トークを展開することに。
井口はコロナウイルスの影響で、10本以上のライブが中止になったとのこと。アルバイトをせずにライブを収入源としているため、かなり懐が厳しいことを明かした。
しかし『R-1ぐらんぷり』では、無観客となった状況が井口に有利に働いたという。今回は敗者復活戦で活躍したものの、惜しくも2位になった井口に、竹山が「無観客でネタをやっている気持ちはどんな感じ?」と質問。
井口いわく「リハーサルをやってから本番をやるんですけど、同じ環境なんです」と、今年の『R-1ぐらんぷり』決勝と敗者復活戦では、いつもは体験をしたことのない状況の中でのネタ披露だったことを明かした。
観客からの笑い待ちでテンポをはかったり、間を使うコントやフリップ芸を使う芸人は大変だったのではないか? と推察しながらも「正直僕は選挙演説みたいな、悪口をバーって言う漫談だったので、むしろ僕的にはプラスだった」と分析をした。
また「芸人の裏側ばかり好んでいるんじゃねーよ!」と言い放つ、強気の姿勢がスタッフに大ウケだったそう。「その笑い声を配信で拾ってくれたりして、けっこういい評価になったので僕としてはよかった」と、大会を振り返っていた。
竹山の「もしお客が入っていたら、結果が違っていた可能性がある?」という質問に、井口は「多分、全然違うと思いますね。少なくとも僕は2位ではないです(笑)」と返していた。




