伝説の写真館で20歳女性ADが“劇的変身”　千原ジュニア「すごいね～」

　ヘアケアブランド「LUX」などを展開するユニリーバ・ジャパンHDが、今年の採用から履歴書の顔写真を不要にすると発表したことが話題を呼んだ。実際に同社ホームページから履歴書をダウンロードしてみると、顔写真はもちろん、性別も不要。さらに名前は苗字のみとなっている。

【映像】20歳女性ADの“劇的ビフォーアフター”

　担当者であるブランドマネージャーの河田瑶子さんは「採用プロセスは個人のモチベーションや能力を見るべきであり、男女性別に関する無意識の先入観を取り除くことが大切」と今回の決定に至った経緯を説明する。また同社が他社の採用担当424人に対して「あなたの会社の採用は男女平等か」といったアンケートを実施たところ、「はい」が49.8％、「いいえ」が26.6％、「どちらとも言えない、わからない」が23.6％だった。

一方、応募者にとって顔写真をどう見せるのかは気になるところだ。テレビ朝日アナウンサーの三谷紬は「アナウンサー試験はエントリーシートに4枚以上写真を貼らなくてはならない。友達にあえてカジュアルなものを撮ってもらうなど工夫をした」と話し、自身の就活当時を振り返る。

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　東京文京区の千駄木にある写真館「ディーバ」は、いままでに女子アナを多数輩出してきた、その道では知る人ぞ知る“伝説的”な写真館。社長で写真家の山口直也さんは「本人の希望に沿って、アナウンサーでも分野に応じてやっていく。ただあまり作りすぎないようにしている。修正もなるべくしない」とこだわりを語った。

　そんな山口さんの前に「変身させてほしい」と登場したのは、AbemaTV『Abema的ニュースショー』のADとして働く20歳の女性。「なかなかチャレンジだ」と第一印象を漏らした山口さんだったが、ヘアメイクを経て写真を撮ってみると驚きの結果に。その劇的変身ぶりに番組MCを務めるお笑いタレントの千原ジュニアも「え～！」と声を上げると「すごいね」と静かにつぶやいた。

　なお「全然アナウンサーできるよ」と評判も上々だったが、本人は「全然、大丈夫です」と至って冷静。その理由を問われると「朝が早いので……」と苦笑いを浮かべた。