22日、SUPERNOVA(元 超新星)のリーダー・ユナクと、Y-crewがプロデューサーとして指揮を取る日韓合同アイドル育成プロジェクト『G-EGG』#8(毎週日曜深夜0時~)が放送。現時点でのセンターとなる7人のメンバーが発表され、中でも、ある1人の候補者をユナクが絶賛した。
発表の日、集まった18人(冬威とテフンは学校や仕事のために欠席)に、ユナクは「1人ずつ見る」「ありえないパフォーマンスをしたらすぐに帰ってもらう」と厳しい言葉を連ねた。スタッフの評価も加わるが、最終決定権はユナクにあると改めてアピールした。
1人目はボーカル・龍太。ユナクは「顔が太ってる」「痩せましょう」とかなりキツめのジャブを入れた。「日本のチームの中では圧倒的」と評価したものの、「ダンスが、普通」と無表情でコメントした。2人目はユナクが「無難」と感じているダンサー・パクハが披露。3人目のパフォーマー・ウォンシクは、歌詞が飛ぶ痛恨のミスを犯し、ユナクは「もう1回間違えたら終わりだよ」とプレッシャーをかけた。
4人目はパフォーマー・玄。何度か声が裏返ってしまい、玄は「ダンスは伝えられた気がするけど歌が……」と自覚したと明かした。5人目はダンサー・ユンソル。日本合宿でユナクから指摘を受けた点を改善し、ユナクは「(存在感が)アイドルだよね。歌も、今回は無難にはできた。頑張ったんじゃないかな」と評価した。
6人目はダンサー・ゴンミン。ユナクは「昨日教えたことをちゃんとしなかったね?全部間違えたと思う」と追及した。7人目は、ユナクが「意外性を見せてくれる人が2人いる。太一くんと秀哉くんは、僕が思ったより頑張ってくれて、自分の色を出している」と好感を持っているラッパー・太一。太一は「緊張しました。気持ちは全力出したけど、20%も出せてないかも」と苦笑いした。8人目はボーカリスト・秀哉。序盤では“最下位”と言われつつも、日本の合宿で生き残った“奇跡の人”。パフォーマンスを終えるとユナクは納得した顔つきで拍手を送り、「OK、すごいね」と歌の成長に脱帽した。
9人目のダンサー・史也がパフォーマンスを終え、10人目はダンサー・日向。時々声が裏返ってしまい、ユナクは苦笑い。怪我のためダンスを披露できず、挽回の機会もない日向は、「うまくいかない。でもできることを一生懸命に……」と前を向いた。11人目はボーカリスト・コゴン。ユナクは首をかしげ、「練習している時より力を入れているからリズムがずれたり、踊りが変になる」と課題を挙げた。コゴンも「本当に残念で。1人でパフォーマンスすると圧迫感があるみたい」とうつむいた。
12人目のラッパー・ヒドに、ユナクは「歌はうまいからできるとして、ラップがもっと大切だから、ラップ前の2フレーズは捨てて」とラップに全力投球するよう指示。しかしヒドは期待に応えられず、「歌詞を覚えるのに限界があった」と説明。ユナクは「なんで限界があるの、時間はあったでしょ。認めないと」と厳しい言葉を重ねた。
13人目のラッパー・シヒョク。ユナクは本人の前では口に出さなかったが、「コゴンとヒドよりはダンスが上手」と評価した。14人目はパフォーマー・ヨンウク。ユナクは「喉にすごく力を入れて歌うから1曲を消化できない」と即座に指摘。「部分的にはアイドルだけど、1曲を一人で歌い切るにはコントロールが必要」と年齢との付き合い方を力説した。
15人目はラッパー・瞭。瞭は深夜3時、4時まで練習し、「やれることはやった」とのこと。ユナクは「ベーシックなところが足りない素人感があるけど、自分なりに消化していこうという姿勢がある」と評価した。16人目はボーカリスト・翔平。ボーカルには「自分が一番じゃないか」と自信をのぞかせ、ダンスは「気持ちが伝わってれば……」とベスト7への希望を持った。17人目は日本合宿で成長を見せたダンサー・昂洸。ユナクは声楽の腹式を教えたというが、「多分やってないと思います」と不満そうだった。18人目はパフォーマー・ヒョンス。歌、そしてダンスを見たユナクは、「うん、うん」と納得したようにうなずいた。
18人のパフォーマンスが終わり、スタッフとユナクによってベスト7が話し合われた。19位と20位は“不戦敗”の形となった冬威とテフン、18位・日向、17位・翔平、16位・ウォンシク、15位・瞭、14位・玄、13位・ヨンウク、12位・秀哉、11位・昂洸、10位・太一、9位・ヒド、8位・コゴン、7位・シヒョク、6位・龍太、5位・パクハ、4位・ユンソル、3位・史也、2位・ゴンミン、1位・ヒョンスという結果になった。ユナクは「上位7人は雑誌でも放送でも振り付けでもセンターになります。でも今のベスト7であって、変わるかも」と説明した。
1位のヒョンスを、ユナクは「表情、歌、ダンス、スター性、頑張りを全部見て、ヒョンスくんが1番。韓国で101(PRODUCE X 101)に出たせいもあるけど、吸収力がある」と絶賛。2位のゴンミンについては、「ベテランって感もある。歌のレベルはヒョンスとゴンミン、そこまで変わらない」と語った。そのほかの候補者については、「史也くんはダンスは圧倒的に1位。でも歌が……。歌は上手になってきてるので、すごく楽しみ」「ユンソルくんはアイドルって感じ」「パクハは……無難。ノーマル以上っていうか」「龍太くんも経験があるからこそ。頑張ってきてますよね。ダンスは『これがダンスだ』ってことを把握できたらさらにパワーアップすると思う」と期待した。7位と8、9位の差は、「シヒョクはギリギリでしたね。コゴン、ヒドで悩んだけど。振り付けを見て」と、僅差だったことを明かした。
現時点での1位に選ばれたヒョンスは「不安だし僕が1位で合ってるのかなって。でもこれから頑張らなきゃ。1位を手放したくないです。そんな気持ちが浮かびました」と気持ちを新たにしていた。
ベスト7が決まり、グループの全体像が少し見えてきたG-EGG。次回29日(日)深夜0時より放送される#9では、前回振り分けられたA、B、C、Dのチームメンバーが総入れ替えし、新たな試練に挑むことに。ベスト7はあくまで現時点のもの。このランキングを崩しにかかるメンバーが現れるのか注目だ。
▶動画:ついにセンター7が決まる!?