3月18日、AbemaTVで「緊急生特番！" WACK FUCKiN’ PARTY” 無観客生中継＆楽曲総選挙」と題した番組が生配信され、この中でBiSHがメディア初披露となる楽曲「アイデンティティ」をパフォーマンスした。
同番組はBiSH、GANG PARADE、EMPiRE、BiS、CARRY LOOSE、WAgg、豆柴の大群が所属する音楽事務所・WACKによるツアー「[WACK TOUR 2020 "WACK FUCKiN'PARTY"]」の一部が新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止になったため、急遽ファイナル公演の様子が無観客ライブとして生配信されたもの。
番組ではファンとの連動企画も実施し、グループごとの楽曲総選挙も発表された。また、AbemaTVの応援機能を使いアーティストと事務所を応援するチャリティ企画を開催。番組の冒頭ではWACK代表取締役の渡辺淳之介氏が登場し、「いつface to feceでライブを再開できるかわからない、本当に寂しい状況ではあるのですが、どうしてもやりたかったWACKのこのツアーファイナルを無観客でAbemaの画面を通して楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。
ライブ前にVTRで登場したBiSHのハシヤスメ・アツコは「今回は無観客って形ですけれどカメラの奥には何千、何万、何億人の方がいるかもしれない。そんな皆さんに今のBiSHの愛だとか（心臓の位置を叩きながら）ここを届けていきたい」と語っていた。
そして大トリをつとめたBiSHのライブは楽曲総選挙第2位の「Nothing.」から幕を開けた。疾走感あふれる楽曲で視聴者を楽しませると、ハシヤスメ・アツコの「WACK FUCKiN’ PARTY！ ツアーファイナル！ はじめるぞ！」という絶叫から激しい楽曲「GiANT KiLLERS」がパフォーマンスされた。曲の途中ではアユニ・Dが「画面の向こうのあなたも手を上げてもらえますか!?」とコールアンドレスポンスを呼びかけ視聴者の心を盛り上げると、続けて人気曲「Help!!」を全力でパフォーマンスした。
MCコーナーではセントチヒロ・チッチが「今日は皆さんの前に立てる事を幸せに思っています！」と語ると、続けてモモコグミカンパニーが「そんなお世話になってるAbemaさんや視聴者の皆さんのために初披露の曲をやっちゃいたいと思います！」とコメント。それからBiSHはメディア初パフォーマンスとなる「アイデンティティ」をパフォーマンスした。この6人の姿にAbemaTVのコメント欄には「最高か」「全員本当に大好き！！！」「カッコ可愛い」「BiSH国宝級」「生で聞きたいなぁー」「気合いはいってんなあ！！！！！！」といった歓喜のコメントが続々届いていた。
ここからライブは終盤戦へ。「本当本気」「ウォント」を立て続けに披露し視聴者を喜ばせると、セントチヒロ・チッチが「また何も考える事なく、平和に皆さんと顔を合わせられるようになることを楽しみにBiSHは生きていこうと思います。初夏に皆さんに会いにいこうと思うのでそれまで楽しみにしていてください」と真摯な表情で画面越しのファンへ伝えていた。それからグループは壮大なバラード曲「リズム」を情感たっぷりにパフォーマンス。そして最後の楽曲「BiSH-星が瞬く夜に-」ではWACK FUCKiN’ PARTYの全7グループ41名の出演者が画面上に登場し、賑やかな雰囲気の中でツアーファイナルを締めくくった。
また、フィナーレで登場した渡辺淳之介WACK代表取締役は「お知らせを持ってきたんですけど、8月1日、パシフィコ横浜にてリベンジしたいと思います。WACK FUCKiN’ REVENGE PARTY開催します！もう1度、WACK FUCKiN’ PARTY やらせてください！」と高らかに宣言。全国ライブツアー「WACK TOUR 2020 "WACK FUCKiN'PARTY"」のリベンジ公演が、8月1日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで行われることが発表されると、舞台上のWACK全41名が歓喜に沸いた。チケット販売などの詳細は後日発表予定だ。
（出演アーティスト集合写真）
