3月21日（土）よる10時～、AbemaTVオリジナル結婚リアリティーショー『いきなりマリッジ3』ハイスペ夫婦編の最終回が放送され、初対面で夫婦になったナツキ（29歳／フィットネスインストラクター／年収約800万）とタケル（33歳／ヘアメイクアップアーティスト／年収約600万）の新婚生活は、30日目で幕を閉じることに。「別れ」という決断に至った理由を、ナツキが語った。
本番組は、面接やアンケート調査を基に選ばれた初対面の男女が新婚生活（同棲）を営み、30日間で本当の夫婦になるのか、別れを選択するのか、その一部始終に密着するリアリティーショー。スタジオでは陣内智則と紗栄子がMCを務める。
30日間の新婚生活を終え、両者ともに出した答えは「NO」だった。タケルはその理由を「女として見ることができなかった」と語ったが、ナツキもまた同じような思いを抱えていたようだ。タケルに別れと感謝を告げ、自室に戻ったナツキは「すごく人見知りな私が、こんなに早く打ち解けられたのは、物腰の柔らかい彼のおかげだったのかなってすごく思うし、自分を出しやすかった。初っ端にもう居心地が良かったんでしょうね」と、新婚生活を始めた当初を回顧。
しかしそれと同時に「楽すぎちゃった」「キュンポイントがなかった」と、居心地の良さと引き換えに生じた、胸のときめきの無さを打ち明けた。ナツキは「おじさんナツキのままというか、普段の気を張っていない感じになりすぎちゃった。そりゃ女に見えへんわって。それは私が悪かったですね。彼に対して申し訳なかったなと思っています」と反省を口にした。
ときめきがないという点は、2人の様子を見守ってきたスタジオメンバーも、不安に思っていたことだった。最終回にゲスト出演した杉浦太陽は「友情を超えた何かから、恋にはいかなかったってことなんですかね」と難しい表情。紗栄子は「結婚に対してしっかり芯から向き合っていた２人だけに、どうにかくっついてほしいって思いましたけど」と残念がった。
しかしその一方で、お互いを尊重し合い、最後はすっきりした様子で別れた2人の姿に、杉浦は「結婚がゴールじゃなくて、こういうハッピーエンドもあるのかなって感じがしました」と前向きにコメント。一番ショックを受けたのは、タケルの母やナツキの祖母など、お互いの家族なのではないかとの声も上がった。
なお、『いきなりマリッジ』ではこれまでに6組のカップルを追ってきたが、まだ1組も結婚には至っていない。陣内は「ここまで１回も（結婚）していないっていうのがまたリアルよね」と笑いつつ、「次回あるのかな。またやりたいよね」と次回作に期待を寄せていた。
▶動画：ハイスペ夫婦編#10 【最終回】最後の初夜
