23日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、小沢一敬に直談判をした大学生のお笑いコンビが番組内でネタを披露する一幕があった。

コロナでお笑い大会に出られなかった学生が、スピードワゴン小沢に直談判!AbemaTVでネタを披露
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 この日は「スッキリして春を迎えよう! 心の闇をカミングアウトSP」と題して、ウーマンラッシュアワー・中川パラダイスとぱいぱいでか美をゲストに招き、人に話したことがないような「闇エピソード」を披露することに。

 すると、小沢一敬のもとにTwitterのダイレクトメッセージ機能を通じて、ある「闇を抱える人」からメッセージが届いたことが明かされた。

コロナでお笑い大会に出られなかった学生が、スピードワゴン小沢に直談判!AbemaTVでネタを披露
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 問題のメッセージは2週間前の『月曜The NIGHT』の放送中に届いたとのこと。番組収録後に小沢が確認すると、送り主はその日に収録していた同番組のお笑いの企画「第1回エモネタ王決定戦SP」を観ていたそう。

 送り主はお笑いをやっている大学生だそうで、サークルを代表する学生芸人がチームを組み、全国イチ面白いサークルを決めるお笑い団体戦の「NOROSHI」に出場をしていたという。

 予選を勝ち上がり決勝進出を果たし、いよいよ決勝というタイミングで、新型コロナウイルスの影響で大会が中止になってしまったとのこと。そんな悔しさでなにも考えられなくなっていたときに観たのが『月曜The NIGHT』で、小沢にやるせない今の想いを伝えようとメッセージを送ったのだとか。

 そんな「闇を抱える人物」からのメッセージを紹介したが、なんとこの日はその人物がスタジオに登場するとのこと。メッセージを読んだ小沢が収録後、番組プロデューサーに「なんとかできない?」と持ち掛けたことがきっかけで、この日の収録への出演が実現したという。

コロナでお笑い大会に出られなかった学生が、スピードワゴン小沢に直談判!AbemaTVでネタを披露
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 説明後に招かれて登場したのは、日本大学文理学部落語研究会に所属するお笑いコンビ・無味無臭の鷹林達哉と小野翔太。大学時代の4年間をお笑いに捧げてきたそうで、鷹林は「『エモネタスペシャル』を観ていて心がすごく熱くなっちゃって……」と、小沢にメッセージを送った理由を明かすと、井戸田潤は「うれしいね!」と笑顔になり、小沢も「エモいねえ!」と喜んだ。

 その後、無味無臭は番組内で漫才を披露。内容は王道とは言い難いシュールな内容で、ネタが面白かったかどうかを視聴者アンケートで確認すると、「はい」33パーセント、「いいえ」67パーセントという結果に。厳しい結果だったが、中川は「喜んでいい数字」とフォローした。

 「メッチャ嬉しいです」とコメントする鷹林に、小沢は「本音を言えばもっと欲しかったんでしょ? それでもいいんだよ、それが正しい感想だし」とアドバイス。その後、井戸田と小沢は「この番組は、若者を応援しています」と宣言していた。

 ちなみに無味無臭は「NOROSHI」で優勝できなかったこともあり、大学卒業後コンビは事実上解散となることを明かした。

▶︎動画:大学生コンビ・無味無臭がネタを披露

The NIGHT - 〔月曜〕#189:人には話せない闇エピソード
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