29日、SUPERNOVA(元 超新星)のリーダー・ユナクと、Y-crewがプロデューサーとして指揮を取る日韓合同アイドル育成プロジェクト『G-EGG』#9(毎週日曜深夜0時~)が放送。ユナクが20人の候補者たちの甘さ、弱さを見抜き、現場の空気が凍るほどの怒りを見せた。
4チームに分かれてユナクの前でパフォーマンスを披露した候補者たちだが、振り付けが体に入っていなかったり、中には歌詞を見ながら歌う候補者もいたようで、ユナクは完成度の低さにげんなりした様子をみせた。「もうみっともない言い訳はしないで。認めることは認めて」「Hurricaneチームは、今日1日だけで評価はしない。頑張ってるのも知ってる。明日まで待つけど、できてなかったら全部変えるからね」と厳しい言葉を連ねた。
さらに「5月デビューなのにこんな状態で他のアイドルにどう勝つの?」「今、何で僕が韓国語で話してるかわかる?(韓国チームは)みんなテレビに出たことあるじゃん。誰も新人じゃないよね?もう一回(表舞台に)出てきたのに、できなかったら本当に恥ずかしい。いっそ新人をデビューさせて叩かれたほうがマシ」と一喝。「適当にやってんだよ」「正直、一緒に作っていくのも嫌なくらいだよ」とほとほと呆れた顔になり、「準備ができてなさすぎる」「本当に反省して」と韓国語でまくし立てた。
続いては日本語で、「付いてこられなかったら、この番組と関係なく、家に帰ってほしい」「『無理だな』と思ったら帰って」と説明。再び韓国語に戻すと、「僕はみんなのレベルをアップグレードさせてデビューさせることが大きな目標だから」「勝たないといけないアイドルがたくさんいるでしょ?『G-EGGすごい』って言われるようにならなきゃ。ミッションも1曲しかないのに、歌詞覚えてなくて見ながらやってるし、音も分からない。ピッチずれてる、振り付けも消化できてない」「歌詞見ながら歌ったメンバーは反省して」と、カメラ無視で真剣に訴えた。
ユナクは心機一転、チーム変えを決断。数人の候補者を入れ替えた。HurricaneからJealousyに移ったヨンウクは「4チームの歌を全部覚えないと……と思っていたので、チャンスです。一生懸命練習すれば」と前向き。ヒョンスもこの入れ替えに、「実はイメージは合うような感じがする」と納得した。
この後、候補者たちはスタイリストとの打ち合わせに沿って美容院へ。太一は髪をバッサリ切り、さらに、明るい金色に染めて大変身。現センターのヒョンスは「龍太が大変身。すごくかっこいい。僕も変身しないとダメなんだけど……体重落とせばいいかな」と龍太を羨んだ。コゴンは黒髪を紫に。秀哉は「髪の色が奇抜。韓国のアイドルになるには、派手にならないといけないのかな」と照れていた。
続いて候補者たちは一流のエンジニア陣とスタジオに入り、レコーディングがスタート。見守っていたユナクは「テフンのレベルが高いからラップをやるのも良いかも。レベルが高い。G-EGGの中で重要」と特にテフンを絶賛した。そのほかユナクは「もっとセクシーに」「個性が欲しい」などと細かく指示。レコーディングは深夜まで続いた。
ユナクは「とにかく『頑張って』って言うか、『これじゃないと終わりだ』っていう気持ちを持ってほしい」と危機感。この気持ちは候補者たちに伝わっているのか。次回のMV撮影で、ユナクを納得させられるMVが完成するか注目だ。#10は4月5日(日)深夜0時より放送される。