ラストアイドル、新曲は「グッとくる歌詞」サビのラストに隠されたこだわりとは?
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 『ラストアイドル ~ラスアイ、よろしく!~』(テレビ朝日系・水曜深夜1時56分~ ※一部地域を除く)で、8thシングル「愛を知る」のレコーディング現場の密着映像が公開された。

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 今作の作詞を手掛けたのは秋元康、作曲はバグベア。欅坂46の「サイレントマジョリティー」や「不協和音」などを手掛けたコンビだ。その歌い出しの歌詞はネガティブなフレーズが連発で、かつ早口な歌唱方法が求められる。この日、番組のリポーターを務めた2期生・大場結女に歌詞の印象について聞かれた1期生の間島和奏は「『自分のことがずっと嫌いだったんだ 死んでしまいたいと思ってた やりたいことなんか別に何もなかったし』って急に病んでるじゃん! みたいな(笑)」とコメントし、1期生の松本ももなも「歌詞の内容が結構ネガティブで……」と素直な印象を明かした。また多くのメンバーが歌詞の情報量の多さについて指摘し、「早口だから噛まないかな……」と不安を口にしていた。

 曲を聴くと、確かに冒頭からネガティブなフレーズが登場。しかし、歌った後、メンバーに感想を聞いてみると、2期生アンダーの白石真菜は「めっちゃくちゃ楽しかったです」とテンション高く語り、1期生の籾山ひめりも「ラストアイドルのレコーディングの中で1番楽しめて歌えました」と笑顔で明かした。レコーディング後、なぜか笑顔のメンバーたち……その理由はサビにあった。

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 冒頭では「自分のことがずっと嫌いだった」「死んでしまいたいと思ってた」と歌っているが、サビでは「目の前の君を抱きしめたいと思った」「これが愛と知ってもう一人の自分に気づく」とポジティブに反転している。これを踏まえ2期生の畑美紗起は「学校に行きたくないとか、友達いらないとか思うのは誰しも少なからず1回はあると思う気がする。そんな風に嫌になった時に、ぜひ聴いてほしい曲だなって思います」とコメント。2期生アンダーの奥村優希は「例えばだけど、ファンの人が辛い人生だったけど、ラストアイドルと出会って(サビの歌詞のように)前向きになれたみたいな……ファンの人がグッとくる歌詞なんじゃないかなって思っている」と力強く語った。

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 そして最後の歌詞「愛を知る」と歌う部分では驚きの秘密があった。最後の語尾はあえて「雑に歌うこと」が求められたといい、メンバーたちは「るー!」を「らー!」にして歌うことを意識。レコーディング現場で白石は「ここの部分だけ『テンションブチ上げて!』って言われたので、もうブチ上げですよ」とカメラに向かって力強いポーズを決めていた。

(「ラスアイ、よろしく!」#23 より)

(C)ラストアイドル製作委員会

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