5日、SUPERNOVA(元 超新星)のリーダー・ユナクと、Y-crewがプロデューサーとして指揮を取る日韓合同アイドル育成プロジェクト『G-EGG』#10(毎週日曜深夜0時~)が放送。デビューするグループ名やデビュー曲名、韓国合宿での衝撃の脱落者、韓国合宿を終えての総括などがユナクから発表された。
3週間に及ぶ韓国合宿の最終日。ユナクは20人に個別に面談した後、20人を前に、デビュー曲「universe」をお披露目した。グループ名は、“NIPPON KOREA No.1”を意味する「NIK」。ユナクは「昔からすごく使いたかった名前。それをみんなにプレゼントします」とグループ名に込めた想いの強さを明かした。
しかしその後、脱落者を発表するシーンで、誰もが予想できなかった波乱が。ユナクは「今回の脱落者はみなさんが考えている以上に多いです」と予告。緊張が走る中、一人一人にチケット入りの封筒が手渡された。
ユナクは「チケットに名前が書かれていない人は脱落」と説明し、候補者は自分の名前が書かれていないチケットを見て感情を失くした表情。全員が確認した後、ユナクはいたずらっぽい笑みを浮かべて、「封筒から紙を出して」と指示。20人は誰のチケットにも名前が無いことを初めて知り、まだ脱落と決まっていないことを確認。ユナクのいたずらにホッとした表情を浮かべた。
ユナクは「なんで名前を書かなかったかというと」と口を開き、「俺がみんなに望んでいたのは、センスの部分」と再び厳しい表情に。つまり、ある意味で“全員脱落”なのだとタネ明かしした。「日本の子は、付いてくるのに精一杯だった。韓国では、1曲の振り付けは3~4時間で全部覚えてPVを撮る。お前達には2週間もあったのに、なんかすごく普通だった。だから正直、がっかりした。レコーディングも同じように……」「1位のヒョンスですら、新しさを感じられなかった。俺と同じ気持ちを持った子がいなかった」とひたすら嘆いた。
候補者たちのチケットは、ホワイト、イエロー、レッドの3色。ユナクはホワイトチケット組に「模範的な姿が見えるから合格」、イエローチケット組に「がっかりした。デビューできないかもしれない」、レッドチケット組に「実力とか関係なく、次に会う時にちょっとでも太ってたらもう来なくていい」と説明。レッド組の中でも特に、太一とヒドを名指しして注意した。1位のヒョンスはホワイト組ではあるものの、「一生懸命だけでは勝てない」「努力はわかったから、センスを」と進化を求めた。
ユナクは「ちょっと微妙だったから、最後のミッションで決めようと思う」と韓国合宿を総括。「バラード曲を渡すから1週間で完璧にしてきて」と20人に課題曲を与え、「ヒントをあげると、俺はセンスがある人が好き」と、「センス」と繰り返した。ユナクは最後に「お疲れ様でした。全員合格です」と柔和な笑顔で解散の挨拶。20人の候補者たちはまだチャンスが残されているとわかるとホッとした様子で健闘を称え合い、次の目標に向けて動き始めた。
候補者たちの前では厳しい言葉しか並べなかったユナクだが、解散後の個人インタビューでは、「楽しかったですね。みんなが上手くなって」と目をうるませ、「応援してください」と温かい表情でアピールした。
残されたのはステージでの最終審査のみ。ユナクの想いを受けた候補者たちは、歌、ダンス、ラップ、ダイエットで結果を出せるのか。次回#11は、12日(日)深夜0時より放送される。











