元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が2日に自身のアメブロを更新。4月1日に安倍晋三首相が、国の新型コロナウイルス感染症対策として、再利用可能な布マスク2枚を各世帯に配布すると発表したことについて考えをつづった。
笠井アナは「今日、東京の1日の感染者数は97人!いよいよ状況が切迫してきました」と述べ、続けて「私のブログもこれまでにない事態となりました」「昨日総理が発表した「1住所にマスク2枚を配布する」と言う政策に対する意見で溢れかえっているのです」と報告。「こんな事は初めてでした」「よほど皆さんこの政策に対して言いたいことがあるんだな、とすぐにわかりました」とつづった。
続けて、ブログに寄せられた声は「批判的なものがほとんど」だと述べ、「皆さん……怒ってる。相当ストレスが溜まっている。危機感を募らせている方が多いんだと思います」とコメント。「ネットを中心に猛烈に批判が上がっているようですね」と状況を説明した。
さらに、「かといって急に「じゃあやめます」と言えば、朝令暮改と批判される。様々なことについて、急いで決めなければいけないので、安倍総理はもう仕事量がキャパシティーを超えているんだと思います」と推察。一方で、「しかし、それが総理の仕事」とも述べ、「何を優先して、何を早く決めなければいけないのか?まさに今、国会議員のみなさんに、官僚のみなさんに国民は期待しているのです」とつづった。
「テレビを見ていても、電話で話を聞いても、私の周りの人たちも、みんな「我慢」しています」「大変かもしれませんがスピードアップをお願いしたいと思います」と述べる一方で、「とにかく、なるべく家にいれば感染する事はありません。働きに出なければならない人、ご苦労様です。感染しないよう、気を付けてくださいね」と呼びかけた。