国際政治学者の舛添要一氏が、これまでに多くの政治家が不祥事などで注目を集めたのち病気になり、表舞台から姿を消して種々の追及を免れるという、幾度となく繰り返されてきた政治のあるパターンについて言及した。
「何かマニュアルでもあるのか?」と質問を受けた舛添氏はさらに「私なんかを見て、記者会見をやればボコボコに叩かれると皆が学んだ。ですから、これは出ない方がいいと。診断書が一個あればいい。(政治家は)あらゆる病気になり得るんです」と答えた。
「不祥事外来のような、それ専門の病院があるのか?」との質問に対しては「いやいや、それは聞いたことないけど」と苦笑いを浮かべたが、元衆議院議員の金子恵美氏は「そういったことに強い先生がいたりすると、派閥内で紹介されることはある」と実態を明かした。
すると舛添氏は「入院してしまえば、どこにいるかはわからない。個人情報なので、どの病院にいるかを言わなければ」と応じた。
今月3日には公職選挙法違反の罪で秘書が起訴された自民党の河合案里参議院議員が、心身衰弱を理由に「2週間の休養を要する」といった旨の診断書を党幹部に提出。国会などを欠席する事態になっている。(AbemaTV/『Abema的ニュースショー』)
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