「ナスDの大冒険TV」vol.2が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信され、ナスDがついに大冒険の舞台・ドルポへと向かった。
【映像】「おいしい…」ナスDがドルポで食べた現地のラーメン(17分ごろ~)
この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのはネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。
旅支度を終え、ついにドルポに到着したナスD。現地に到着すると強い風に吹かれながらナスDは「急に寒いですね。一気に冬のような気候になりましたね」と感想を口にする。そして、ここからは奥ドルポ地方出身のヌルプ氏に道案内をお願いすることになった。
ナスDはヌルプ氏に大麦の粉からできているという非常食・ザンパを紹介された。試食してみて、あまりの粉っぽさに「思っているよりも100倍パサパサで口の中の水分を取られます。おいしい小麦粉をそのまま食べたような感じです」とコメント。お気に召さなかった様子だったが、お茶を入れてこねて食べてみると「おいしい…! お餅みたいです。これはおいしいです」と気に入っていた。火を使わないで食べることができる食材のため、山の中でも気軽に食事が摂れるという。
この村はドルポとはいえ、まだ玄関口。目指す奥ドルポに住む人々は全く違った生活を送っている。その地を目指すべく、ナスD一行は車に乗り込むと、走る道の状況がものすごく悪く、ドライバーによると一歩間違えれば死に至るような状況だという。まず、取材班はドルポ地方の行政の中心地・ドゥネイ村から北にある湖を目指すことにした。
ドルポ地方の小さな村ではスタッフすべての食料を調達するのは現実的に不可能だという。そこで、ロバと馬の混雑種であるカッツァルで、スタッフ20名分の食料を運ぶ作戦をとった。カッツァルは人の言うことを聞かず暴走することもあるといい、そんなカッツァルに振り回されながら歩いていると、どこからともなくヘリの音が鳴り始めた。
ナスDは「高山病の救助のヘリじゃないか?」と言っていたが、どうやら物資を運ぶためのヘリだったようだ。いよいよ、次週から、再奥の秘境に向けての過酷な登山がスタートする。
(AbemaTV「ナスDの大冒険TV」より)