元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が6日に自身のアメブロを更新し、6回目の抗がん剤治療が始まったことを報告した。
この日、笠井アナは「6回目の抗がん剤5日間24時間連続投与、本日始まりました」と報告。「いよいよ最後の抗がん剤治療です。最後にしなければいけないと思っています。祈るような気持ちです」と胸中をつづった。
続けて、「明日、「緊急事態宣言」が政府から出されるようですね」と、7日に安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための改正特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令することに言及。「これで呑気に出歩いている人たちの意識が変わってくれれば良いのですが」とする一方で「テレビを見ていると、どうも「外出自粛は要請であって強制力はありません」「指示とありますが罰則はありません」と、宣言を前に強調する部分が違うような気がします」と印象をつづった。
また「今、法の不備を批判したり、残念がったりしても仕方がないことです」「緊急事態宣言なんだから、とにかく出るな!」と、「今までと状況が全く違うのだ!」とキャスターの皆さんには強く言って欲しいんです」と自身の考えを説明。「非常事態宣言が出た後は、少しくらい(買い占め以外で、ほんの少しだけ)混乱が起きても緊張感のあるニュース映像がテレビで流れて、国民の気持ちが引き締まるようなスタートになるといいと思います」と述べた。
ブログの最後には「ベッドの上から思い切ったことを言ってお許し下さい。私以上に皆さんの方が大変なのではないかなと思ってしまうんです」とつづり、「私も抗がん剤治療の副作用を乗り越えるようにがんばります」と自身の動画を公開。「皆さんもほんとにほんとに大変でしょうが、頑張って下さいね。この厄災を少しでも早く収束させるために」と呼びかけた。
この投稿に読者からは「最後の抗がん剤ですね 辛さも増していることと思います」「あと少し、乗り切ってください」「笠井さんご自身…辛い中…投稿ありがとうございます」「今回が最後になる事を祈ってます」などのコメントが数多く寄せられている。