全国で初めて500人を超える新型コロナウイルス感染者が確認された8日、芸能界からも感染の報告が相次いだ。
お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子は先月29日に嗅覚の異常を感じたといい、今月3日の夜、親しい知人が新型コロナウイルスの陽性と診断された連絡を受けた。4日以降は外出を控え、保健所に連絡を取っていたという。その後、PCR検査を受けた結果7日に陽性と診断。現在発熱や咳などの症状はなく、嗅覚も徐々に戻っており自宅待機している。
白鳥の感染を受け、相方の川村エミコはブログを更新。「わたしはすこぶる元気です。現在、保健所さんからの連絡を待っています」「今回の事でコロナは身近に迫っている事をすごく感じました。誰がなってもおかしくないんだ!と思いました。みなさんも気をつけてお過ごし下さいませ」と呼びかけた。
白鳥の夫でお笑い芸人のチェリー吉武もブログで家庭での生活状況を説明。「現在症状は出ていませんが、保健所の指示で自宅にて、お互いに別の部屋で隔離しながら良くご飯を食べ、良く休み、免疫力落とさずに過ごしています」と報告した。
NHK『おかあさんといっしょ』の“8代目うたのおにいさん”として活躍した歌手で声優の速水けんたろうさんは、今月3日に発熱の症状が見られ、咳や体の痛みなどの症状が続いたという。6日にPCR検査を受診し、翌日の午後に陽性が判明した。
お笑いタレントのラジバンダリ西井は3日に発熱後、翌日の夜になっても続いたため、救急で医療機関を受診。7日夜に陽性と診断され、現在は自宅での療養を経て行政機関指定の病院に入院しているという。
4人組バンド・SUPER BEAVERでドラムを担当している藤原広明さんは1日に発熱症状がみられ、PCR検査を受けた結果6日夜に陽性と診断された。
大分県竹田市を拠点に活動している和太鼓演奏グループのドラム・タオは公式サイトで、20代から40代のメンバー5人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。大分県は、グループのメンバーが共同生活を送っている竹田市内の施設でクラスターが発生したとみて調べている。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)