12日、極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#12が放送。“童貞を殺す空手”でおなじみのHカップグラビアアイドル・清水あいりが「山本圭壱VSツワモノ格闘女子第2弾」に参戦し、山本からイノシシばりの猛攻を受ける羽目になった。
空手歴12年、キックボクシング歴2年と、プライベートは完全に武闘派の清水。実戦経験が無いのは「相手を壊してしまいそうで、自分が怖いから」だと語り、「粉々にぶっ壊しちゃいたいです」と宣戦布告した。
リングに上がった清水は、「体重差と身長差が結構あるので、蹴りもアリにしてほしいんです」「加藤さん、どうしてもダメですか?」とおねだり。加藤が思案に暮れていると、山本本人が「いいでしょう、蹴ってください。その代わり手加減しません」と応じたため、清水には蹴り技も認められることになった。
清水は颯爽と道着を脱ぐと、セクシーな黒のビキニスタイルに変身。加藤は「マジな話……結構な露出ですよ」と、露出の高さ、防御力の低さを指摘。解説席のパンサー・向井慧も「結構な露出ですね。“ポロン”なんてことも……」とアクシデントを心配した。
ラウンド1では防戦気味になってしまった清水。加藤は「手数が欲しいですね」「ローからの前蹴り、前蹴りからのロー」と、解説に見せかけて具体的なアドバイスを送り、向井は「大丈夫ですかそんなこと言って。山本さんのセコンドなのに」と危惧した。
案の定、山本は「加藤さん。こっちのセコンドですよね?」「西野(美姫)さんの時からそうだけど」と、味方の裏切りに機嫌を損ねた様子。加藤は「そうですけど、いまここ(実況席)にいる時は中立の立場で」と弁解し、山本は「でも、一回もここ(リングサイド)来ないじゃないですか」とますます態度をこじらせた。加藤は「大丈夫です。その時が来たら行きますから。山本さんの味方ですから」と山本をなだめた。
それでも加藤は「ボクサーに対して、前蹴りって有効なんですよ。膝狙って蹴ったほうがいい」と“アドバイス”を止めず。山本はマウスピースをハムハムさせながら「あなたの言ってることは、清水さんのセコンド(が言うべきこと)」と苦笑した。
清水は加藤のアドバイスを受け、得意の前蹴り、膝蹴りを効果的に駆使。これに怒った山本はいよいよ手加減をやめて、残り10秒を切ると、“山本ラッシュ”を繰り出し、突進して清水を怯えさせた。
試合を終えた清水は「初めて野生のイノシシに会った気持ちです」「突進してくるイノシシ、めちゃくちゃ怖かったです」とわざとらしく大号泣。「パンチは入れても効かなそうだったので……」と下半身中心で攻める作戦に切り替えたものの、山本の防御を崩せなかったと悔しがった。
山本は「そうですね、最後の10秒は、野生のイノシシになってやろうと思いました」「自分の中のイメージもイノシシでした」と冷静に説明。しかし、「膝蹴りを唇にもらって、それで一瞬、ラッシュかけてしまいました」と、清水の蹴りに内心焦り、ブレーキが効かなくなったことを告白。山本に膝をつかせることはできなかったが、清水の蹴りはやはり強烈だったようだ。
勝負の後、山本から握手を求められた清水。涙から一転、ニッコリ笑うと、「握手は大丈夫です」ときっぱり拒否していた。