4月11日、『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban Love~』の最終回が放送され、演技指導の澤田育子先生からメンバーたちへ送られた手紙の内容に注目が集まった。

演技講師・育子先生からの手紙に『ドラ恋』メンバー涙
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 同番組は、バラエティの構成だけでなく、映画・テレビドラマの脚本・監督や舞台の作演出、作詞など、様々なジャンルで活躍する放送作家の鈴木おさむ氏が企画。ネクストブレイク期待の若手俳優の男女が、恋愛ドラマの撮影をしながら本当の恋をしていく新感覚の恋愛リアリティーショー。スタジオMCを渡辺直美あ~ちゃんPerfume)、福徳秀介ジャルジャル)、小森隼GENERATIONS from EXILE TRIBE)、谷まりあが務める。

 “共演者同士の恋愛”という禁断の恋愛に挑むのは、井上佑(以下:たすく/24歳)、千綿勇平(以下:チワ/28歳)、南北斗(以下:ほくと/21歳)、木村葉月(以下:はづき/19歳)、日比美思(以下:みこと/21歳)、平田梨奈(以下:ひらりー/21歳)、若菜(以下:わかな/26歳)、根岸拓哉(タクヤ/23歳)の男女8人。

 毎回、配られる全6話の連続ドラマ台本は主役のキャストが決まっておらず、メンバーたちは男女でペアを組み、主役の座を目指す。その台本には必ずキスシーンがあり、オーディションで受かった1組のペアだけが実際にキスをすることになる。

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 約3ヶ月の恋愛リアリティーショーとドラマ撮影を終え、役者としても人間としても成長した8人のメンバーたち。卒業式では、演技指導の澤田育子先生からメンバーたちに送られる手紙が読まれるシーンが放送された。

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 恋愛はうまくいかなかったとはいえ、人間力を発揮し、メンバーたちを支えてきたほくとには、「あなたを思うとき、すぐに浮かんでくるのは何事にもストイックに向き合う力強い眼差しです。それでいて、人の気持ちにしっかり寄り添える優しさもいっぱい持っている。そんな強さと優しさがその印象的な眼差しに現れているのだと思います。この3ヶ月、決して楽しいだけではなかったですよね。でもそれは俳優としてこれからますます活躍していくであろうあなたにとって大切な経験、財産になると思います。大きく羽ばたいていってください」とドラ恋での経験を糧にしてほしいとの内容が。

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 抜群の演技力を見せつけるも、自身の想いを抑え込んでしまう心優しいみことには、「この3ヶ月、恋と演技の狭間で人一倍思い悩んできたことと思います。あとから聞きましたが、自分が主役を取れなかったときでも、ドラマ撮影にはいつ主役を演じることになっても困らないくらいしっかりと台本を読み込み、参加していたそうですね。その覚悟、あなたは群を抜いていました。ただ、ひとつだけ。ときには周りからどう思われようと、自分の気持ちを一番に行動することも必要なときがあると思います。あなた自身の幸せのために。これからのさらなる活躍を期待しています」と自分の気持ちを大切にするようアドバイス。

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 一見、冷たく見えて誰よりも演技にもメンバーにも熱い一面を持っていたタクヤには、「はじめてお会いしたときは、クールで強面な印象でしたが、実はムードメーカー的な存在だったようですね。休憩中、わたしのモノマネをしていたと聞きましたが、本当ですか?途中参加してきたあなたにとって、この場所はチャンスも限られた中、とてつもないプレッシャーとの戦いだったと思います。結果的に、宣言通りには何度も主役を掴むことはできませんでしたが、ほかのメンバーに与えた刺激は測りきれないと思います。あなたが参加してくれて本当によかったです、ありがとう」と感謝の言葉。

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 素直に人のことを思いやることができるわかなには、「あなたに一度しか主演をさせてあげられなかったこと、私の力不足もあると思います。ごめんなさい。でもあなたの演技はどんどん魅力的になっていきました。それはあなたの心がとってもピュアで感受性豊かだから。この3ヶ月、自分のために流した涙よりも、ほかの誰かのために流した涙のほうが多かったのではないでしょうか?あなたはとっても魅力的です。自信を持って、これからの道を歩んでほしいと思います」とエールが送られ、わかなは号泣。

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 主役が取れずに苦しみ、もがき続けたチワには、「なかなか主役を取れなくて、ずっと苦しかったことと思います。役者というお仕事は、ほかの誰かになりきる演技をしながら、同時に自分自身を丸裸にする仕事でもあるように思います。ですので、最後のドラマの投票であなたが大粒の涙を流しながら自分自身に投票したとき、はじめて丸裸なあなたが見えた気がして感動しました。これからも自分にしかできない演技を探し続けてください。きっとできるはずだと思います。期待してます」と一皮剥けたチワを応援する内容で、スタジオメンバーも納得。

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 恵子として主役を演じることはできなかったが、梨花役を二度も演じ存在感を見せつけたひらりーには、「アメリカで生まれたあなたにとって、母国語でない台本と向き合い、日本語で演技をすることはとても大変だったと思います。人知れずどれだけの努力をしていたことか。最後のオーディション、セリフが思うようにうまくいかず、涙するあなたを見て、抱きしめたい気持ちでいっぱいになりました。私はあなたの個性あふれる演技、とても好きです。これからも演技を続けて、世界で活躍する女優さんになってくださいね。期待してます」と期待を込めたメッセージ。

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 最後まで主役を取りたいという気持ちを忘れなかった負けず嫌いで芯の強いはづきには、「最年少、19歳で4回もの主役を勝ち取ったはづきさん。それはきっとあなたが初回のドラマで”恵子”というキャラクターをしっかりと作り上げることができたという証です。そして誰よりも主役を演じたいという強い思いがあったからこそ、なしえたことなのだと思います。愚痴ったり、ひねくれたりしてもおかしくない状況でもいつも前向きでした。可愛らしい小さな体のどこにそんなたくましさがあるのかといつも驚かされました。ここから、さらに大きな舞台へと羽ばたいていってください」との内容で、はづきは瞳を潤ませた。

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 正直者で、物事にまっすぐに向き合うたすくには、「この番組に参加することが決まる前、演技に興味がないと言っていたそうですね。でも、あなたはこの3ヶ月で本当に変わったように思います。まっすぐすぎるほどまっすぐで、自分に正直で、誰に対してもむき出しで向き合うあなたにとって、世の中はときに矛盾だらけだったり、居心地が悪かったりすることもあると思います。でも、俳優はそんなすべての感情を力に変えられるお仕事だと思います。あなたには才能があります。これから素敵なお仕事をたくさんしていくことと思います。ますます邁進してください。期待してます」とたすくならではの感性を生かした演技をしてほしいとの願いが込められた。

 ひとりひとりの苦しさを見抜いた上で、成長を促してきた先生の力強いメッセージには、メンバーたちはもちろん、スタジオメンバーも絶賛。花束を手に、抱き合う8人と先生に、「最高!」「すごい!」「もう号泣だよね」「このために見てんだもん」「感動しましたね」と感激のコメントを寄せた。

劇中ドラマ「BANG BAN LOVE」概要

 ある日、東京でキッチンカーを営む大樹の元に義理の妹・恵子が訪ねてくる。実は1年前、恵子は大樹に告白。二人は兄妹という関係でありながら、互いに惹かれ合っていたのだ。しかし現在、大樹には梨花という恋人がいた。 そんなある日の夜、恵子は眠る大樹にキス。その姿を梨花は目撃し盗撮、怒りに震える。自分の犯した罪の大きさを感じた恵子は大樹をふっきろうと、スキー場での住み込みバイトを始めるが、大樹はそんな恵子を追いかけ、恵子への想いを告白するのだった…

▶︎動画:「ドラ恋」最終回 澤田育子先生からの手紙

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