小泉進次郎環境大臣が10日の記者会見において、複数人とビデオ通話などを通じて自宅で乾杯する“ウェブ飲み”に挑戦していると発言したこと受け、元衆議院議員の金子恵美氏が「国家の非常事態に嘆かわしい」と不快感を露わにした。
12日にAbemaTVで放送された『ABEMA的ニュースショー』にリモート出演した金子氏は「おそらく若手議員同士の新しいシステムとして、こういうこともやっていると紹介したかったのだろう」と話し、小泉環境大臣のウェブ飲み発言に一定の理解を示したが、新型コロナウイルスの感染拡大によって国家に緊急事態宣言が出されている現下の状況を踏まえて次のように続けた。
「リモートワークなどでテレビ会議はもちろん、ウェブ飲みも既に行われている。むしろ国民からすれば『飲んでいる場合か』というのもある。一刻も早く不安を取り除く支援サポートの知恵を出して欲しいというときに、飲み方を紹介するというのは何事か。仕事もなくなって明日の生活も不安。生活困窮でお酒を飲む気持ちにもならないという方々に寄り添う言動をして欲しい。国家の非常事態に嘆かわしい」
すると、金子氏の発言を受けた国際政治学者の舛添要一氏は「環境大臣というのは本来、感染症とものすごく関係のある部署。にもかかわらず、最近、進次郎議員の存在感がなくなってしまっている」と述べ、小泉環境大臣の仕事ぶりに不満を示した。
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