新型コロナ感染拡大の影響で飲食店の休業が相次ぐなか、あるラーメン店がまさかの理由で臨時休業に追い込まれた顛末が、SNSを中心に話題となっている。
そのラーメン店が臨時休業を余儀なくされた理由とは、ある1枚の張り紙。おとといの深夜に、通常通り店に業者の人が材料を運んでくると、そこには「しばらくの間休業いたします」との張り紙が貼ってあったそうだ。業者はその張り紙を見て、材料を持って帰ったという。翌朝、店で店主が仕込みをしていると、業者から「休業するんですか？」との連絡が入り、驚いた店主は近所の飲食店にそのことを話したところ、「その張り紙うちのだったの。朝、貼り付いているのを気づいて剥がしたの。ごめんなさい」と、なんと近所の飲食店についていた張り紙が風で飛ばされ、偶然ラーメン店に張り付いてしまったのだとか。
店主は「すみません、こんなことってあるんですね。大変申し訳ありませんが本日臨時休業となります。ご迷惑をおかけいたします」と休業を余儀なくされた理由を投稿、この投稿に5万近くのリツイート、16万以上の「いいね」がつき、「これが本当の風『表』被害」「暗い話ばかりでしたが笑わせてもらいました」「神様がくれた休みです。誰も悪くない」などの声があがった。
店主は「配達してくれた業者さんは勘違いして張り紙をわざわざきれいに貼りなおしてくれたようです。朝、店に来た時にはすでに張り紙はなく、業者さんからの電話が来るまで気づきませんでした」と説明、「誰も悪くないのでこの投稿をきっかけに笑ってもらえてよかったと思います」とコメントした。
▶動画：風が運んだ休業!? 現在は営業中
