ナスDが大冒険を続ける理由「人間っていうのは…」 壮大な絶景に心打たれる
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 「ナスDの大冒険TV」vol.3が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、AbemaTVで先行配信された。

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 この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。

 旅支度を整えたナスD一行はついに大冒険の舞台・ドルポに到着した。再奥の秘境に向けての過酷な登山がスタートする中、歩みを進めていると、川沿いの美しい景色を見つける。これにナスDは「川沿いにびっしり石が……石畳みたいになってる。なんか日本の城みたいな石の組み方ですね。めちゃくちゃ綺麗です」と感想を漏らしていた。

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 また、村にはたくさんの家畜がいた。これらはヒンドゥー教のお祭り「ダサイン」というお祭りのための生贄だ。ダサインは母国の豊作と人々の生命力を高めるためのお祭りで、10日ほどかけて行われるものだという。

 祭りの前には給料1カ月分のボーナスが出る会社もあるそうで、そのお金で休みのための服や食料の買い物をする。祭りの期間は家族で過ごすため海外など遠方にいる者でもこの祭りのために帰省する。中には仕事をクビになっても帰省を選ぶ者がいるくらいだそう。

 女神は赤いモノが好きという理由で動物の首を落とし、その血を神に捧げる。そのため、祭りが近づくと街中で生贄用の水牛や山羊、鳥などを売る市場が開かれる。ただし生贄になるのは雄のみ。生贄の儀式は女神がいる寺院で行われ、儀式の後は肉にしてもらい、それを家で食べるとその1年はパワーをもらえ幸せに暮らせると伝えられている。

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 ドルポでは生活用水の多くは川の水を利用する。美しい水が流れる川で洗濯をする女性もいた。そんな中、歩みを進めていると、徐々に壮大な景色がナスDの目に飛び込んできた。するとナスDは「人間っていうのはこういうところにだいたい“来ず”に終わるから、テレビを通してこの風景を見せてあげたい」「(視聴者が)見て行きたくさせるテレビって多いじゃないですか。でもココは絶対行けないんで、少なくとも(番組を観ている)皆さんと一緒に旅しているような感覚を心掛けているけど、まだそうなっていないんだよな……」と熱い思いを語っていた。

(AbemaTV「ナスDの大冒険TV」より)

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