標高2280メートルでテント泊…ナスD、過酷な環境でもスタッフに感謝
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 「ナスDの大冒険TV」vol.3が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、AbemaTVで先行配信された。

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 この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。

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 旅支度を整えたナスD一行はついに大冒険の舞台・ドルポに到着した。再奥の秘境に向けての過酷な登山をスタートさせるが、目的の集落まではおよそ2週間の道のりで、5000メートル級の峠を3つも越えないとならない。歩みを進めていると、美しい水が流れるスリガド川に到着した。そこからまず5日間をかけてリンモ村を目指すという。

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 徐々に道も険しさを増す中、1時間ほど歩くと、ある施設に到着した。雄大な自然を残すドルポは国立公園として保護されているため、外国人が普通に立ち入ることはできない。そこでナスD一行は国立公園の入域許可の申請をすることに。目指す奥ドルポへ行くには事前にネパール政府に申請し、入山料を支払う必要があるという。

 元々エベレストはチベット側からもネパール側からも外国人の入山が禁止された神聖なエリアだった。ネパール政府が外国人の旅行を許してから、外国人でも登れるようになったが、現在も入山には政府への許可申請が必要だという。

 気になる登山料だが、エベレストに登るにはなんと1人1万1000ドル、およそ120万円をネパール政府に支払わなければならないそう。また、登山許可は期間中ならば再挑戦が可能だが、登山に適したシーズンは春季に限られるため、実質的に挑戦できるのは2回までだ。

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 いよいよここからドルポへの本格的な道のりがスタート。スリガド川沿いの道を5時間ひたすら歩き続けると1日目の宿泊地、ヒマラヤ山脈標高2280メートルに建つSUNITA HOTELに到着。比較的街に近い場所にあるため電気は通っており、値段は1泊1部屋700ルピー(約700円)。しかし、取材班は部屋を借りずに広場にテントを張り、一夜を過ごすという。料金はテント1張りで300ルピー(約300円)だった。

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 夜になりナスDは食事を摂ってから明日の旅に備え休むことに。気温も7℃と大分冷え込んでいたが、貴重な荷物が多いため、見張りを兼ねて外で寝ていた現地スタッフもいた。

 見張りを兼ねて外で寝るスタッフにナスDは「寒くない? 大丈夫?」と声をかけ、「悪いなぁ。めっちゃ頑張ってくれている」と感謝していた。

(AbemaTV「ナスDの大冒険TV」より)

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