4月18日、テレビ朝日×ABEMA共同制作ドラマ 『M 愛すべき人がいて』第1話が放送された。
本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描き大ヒットした話題作「M 愛すべき人がいて」(小松成美著・幻冬舎刊)を原作に、ドラマならではの彩りを加え壮大なスケールで描く連続ドラマ。脚本は鈴木おさむが手掛け、アユとマサの純愛に加え、鬼トレーナーのしごき、過酷なデビュー争い、壮絶な嫌がらせ、そして恋路を阻む強敵たちとの戦い…とドキドキハラハラする要素満載のジェットコースター・ラブストーリーに昇華した。
初回放送からトップスピードの怒涛の展開に多くの反響が寄せられ、『M愛すべき人がいて』がTwitterの日本のトレンド2位、世界のトレンド10位にランクインするほか、「あゆのドラマ」や「マックスマサ」、「三浦翔平」、「田中みな実」もトレンド入りするなど、SNS上でも大きな盛り上がりを見せている。
憧れの芸能界で成功するという夢のため、福岡から上京し芸能事務所で小さなタレントや女優の仕事に励んでいた高校生のアユ(安斉かれん)。ある日、同じく芸能界を夢見る同級生の理沙(久保田紗友)に誘われ六本木のディスコ・ベルファインに行くことになる。
そこでアユは、A VICTORYの専務で敏腕プロデューサーのマックス・マサ(三浦翔平)のVIPルームへ行くチャンスを掴む。しかし、VIPルームにはベルファインに来ていた女性たちを集め、次々とダメ出ししていくマサの姿が。
その姿を見たアユは「マックス・マサさんがすごい人だっていうのはわかってます。でも、みんな必死なんです。人生変わると思ってここに立ってます。なのに、”違う”ってたった一言で。神様ですか?」とマサを睨みつけ非難。そんなアユに心動かされたマサは、「俺は神様なんかじゃない。けどな、神様からのメッセージは届く」と応え、アユと番号を交換。近いうちに連絡するとだけ告げた。
その数日後、マサはアユをバーに呼び出し、その場で歌うように命令。アユの歌声を聴くと、「思った通りだ、声質は悪くない。これからはもっともっと歌え。人前で歌うことに慣れろ」「いいかアユ、これから歌うときは目の前の人に伝えようと思って歌え。目の前の人に伝える。目の前の人を震わせるんだ」とアユを歌手として育てていくことを宣言した。
この日を境にアユは本気で歌手を目指し、マサと夜な夜な特訓を続けることに。しかし、ふたりのことを良く思わない秘書の姫野礼香(田中みな実)がA VICTORYの社長の大浜(高嶋政伸)にマサとアユの関係を告げ口。大浜がアユの所属する中谷プロの中谷社長(高橋克典)に「マサがアユを引き抜こうとしてる」と情報を流し、アユは事務所を円満に辞めることができなくなってしまうのだった。
こうして社長の中谷に事務所を辞めることを禁じられてしまったアユは、自分の夢のため、一度は中谷に着いていこうと考えるが、途中でマサとの日々を思い出し、たとえ芸能界でやっていけなくなるかもしれなくとも事務所を辞めることを決意。そのまま、マサのもとへと走り出した。
マサのいる店の前に着いたものの、秘書の姫野の手回しのせいで店の中に入れなかったアユは、店の外からマサに聞こえるように歌う。アユの歌声に気づいたマサは、アユが事務所を辞めてきたことを知ると、「もう順番なんてどうだっていい。うちにこい。俺のとこで歌手になれ。俺がお前を選んだんじゃない、神様がお前を選んだんだ。お前は虹を渡りたいんだろ?だったらその虹、俺が作ってやる。俺が作った虹を渡れ」と放ち、アユの手を強く握るのだった。
動き出したアユの夢とマサとの絆。『M 愛すべき人がいて』第2話はABEMAにて4月26日(日)よる0:05頃より配信開始される。