将棋の棋王戦予選予選が4月23日に行われ、阿部光瑠六段(25)と斎藤明日斗四段(21)が対局中だ。両者の対戦は今回が2度目で、前回は阿部六段が勝利している。将来を期待される20代の若手同士の対局だ。
▶映像:棋王戦予選 阿部光瑠六段 対 斎藤明日斗四段(対局中)
日本将棋連盟では、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、東西の遠征など長距離移動を伴う対局の延期、対局室1部屋につき1局以下にするなど、対応を行っている。そのため、各棋戦の進行に影響が出ている。
棋王戦は予選通過者とシード棋士で本戦トーナメントを実施。ベスト4以上は独自の2敗失格システムが採用されており、1度敗れた棋士は敗者復活戦へ。挑戦者決定戦は勝者組の優勝者と敗者復活戦優勝者との変則二番勝負で行われ、勝者組優勝者は1勝、敗者復活戦優勝者は2連勝で挑戦権獲得となる。
昨期は、実質的なデビュー年度だった本田奎五段(22)が初参加でいきなり予選・本戦を勝ち抜き、タイトル挑戦まで駆け上がった。成績次第では、本局を戦う両者にもチャンスがある。
本局の持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は阿部六段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
阿部光瑠六段 注文なし 斎藤明日斗四段 天ざるそば
【昼食休憩時の持ち時間】
阿部光瑠六段 3時間36分(消費24分)斎藤明日斗四段 2時間49分(消費1時間11分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)