新型コロナウイルスによる肺炎のため63歳で亡くなった女優の岡江久美子さんの訃報に、ゆかりのある芸能人から驚きと悲しみの声が相次いだ。
岡江さんの代表番組となった情報番組『はなまるマーケット』で17年半に渡って岡江さんとともに司会を務めたタレントの薬丸裕英は、自身のInstagramにて「突然かつ衝撃のニュースに震えが止まりませんでした。信じられないし、信じたくない。はなまるマーケットでお世話になって17年半 芸能生活38年の中で一番長く一緒にお仕事をさせていただき プライベートでも仲良くさせていただきました。今はこの事態を冷静に受け止めることができず、心が乱れ、言葉も出てきません」と追悼コメントを寄せた。
同番組で曜日パーソナリティーを務めていたタレントの杉浦太陽はブログで「番組が終わった後も可愛がっていただき、本当に優しい方でした。正直、まだ心の整理が出来ません。岡江さんの優しい笑顔、一緒に食事会して楽しかったこと…相談に乗ってもらったこと。励ましてもらったこと。思い出があり過ぎて…。岡江さん。早過ぎます…コロナとの戦い…悔しいです。」と岡江さんを偲んだ。
そして、初代レギュラーの一人、タレントの森尾由美は「いつもお元気で明るくて大先輩であるにも関わらず、大変気さくに接していただきました。どんなにお忙しいスケジュールでも毎日お弁当を作って写真に収めていると伺い、岡江さんのように仕事と家庭の両立が出来るようにと目標にさせていただいてきました。残念で残念で仕方ありません」と所属事務所を通じてコメントを発表。
岡江さんと同じく乳がんの闘病経験のあるタレントの山田邦子は自身のYouTubeチャンネルで「『はなまるマーケット』の第一回目のゲストは私です。もう随分前の話ですけどね。大和田獏さんともお仕事をさせていただいておりますし、本当に明るいご夫婦で、ご家族で。とても残念です。すごいびっくりして、うーん。明るい岡江さんでしたから最後まで大丈夫大丈夫って言ってたんじゃないかなと思いますけども。本当に辛いです、すごいびっくりしました」とメッセージを発信した。
テレビ朝日系の『ぽかぽか地球家族』などで共演したタレントの中山秀征は「何がなんだか理解できません。いつも明るく、元気でタフな岡江さんが目に浮かびます。信じられません、残念です」と悲痛な思いを明かした。
そして、公私ともに親しかった歌手の藤あや子はブログで「大先輩なのに気さくでサッパリしてらして とても楽しい時間を過ごさせていただきました 今度美味しい焼き鳥屋さんに行きましょうって約束してくださったのに 悲しくて悲しくて…新型コロナウイルスが心から憎いです 岡江さん本当に残念でなりません お別れを告げるには早過ぎます」と、岡江さんと映った写真とともにその旅立ちを悼んだ。
今月3日に発熱し、6日に入院した岡江さん。感染を公表しなかった理由について夫の大和田獏は、出演していたワイドスクランブルの取材に対し「彼女は何でも一人でしょい込む性格なんです。治るから大丈夫だと…本人の希望もあったので…」と明かした。
そして「僕は大丈夫、症状は出ていないよ」と答え、「今、こういう状態で顔を合わせることはできないけど、美帆も孫も大丈夫だよ」と別々に暮らしている娘家族について話した。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)