新型コロナウイルスによる外出自粛、の中、ネットには、「コロナで婚期が遅れる」「婚活自粛中」「ご縁までソーシャルディスタンス」と外出自粛によって、直接、婚活相手と会うことができなくなった人たちの嘆きの声が上がっている。コロナ禍でデート回数が減ったというアンケートでは34.7%が“減った”、19.4%が“やや減った”44.4%が“変わらない”と答えた。
一方、「外出自粛で暇な時間が増えた」「在宅勤務で仕事中でもスマホをいじれるようになった」「独身生活に不安を感じた」などの理由から、婚活アプリやオンラインデートを利用している若い人も増えているようだ。
今月からビデオチャットを使った「オンラインデート」サービスの提供を開始した「タップル誕生」を運営する飯塚勇太・マッチングエージェント代によると、「オンラインデートの利用率はサービス公開1週間で3割増」「現在までに19組がオンラインでのやり取りのみでカップル成立」という状況だという。
婚活歴1年半のゆかりさん(IT系企業)は「コロナによる自粛の前まではマッチングアプリを使って毎週末、誰かしらとデートしてるくらいハイペースだった。でも、ここ1カ月半くらい誰とも会っていない」と話し、今はオンラインデートを利用して婚活にいそしむ。「本当に気の合わない人だったら、30分くらいで“そろそろお風呂入って寝る”と言って退出できるので、実際に会うよりもすごく効率的にデートできる。今までだったら、見ず知らずの人と知り合って、何度もメッセージして、待ち合わせして、いざ会ってみたら写真と全然違う、話してみたら思っていたのと違う…ということが多かった。オンラインデートならチャットのひとつ上くらいの力の入れ具合で1日に何人とも会話ができる」。
さらに、オンラインデートによる婚活支援として、「映える男子」セミナーなども開催されている。ニューヨーク州ではオンラインでの結婚手続きがOKになっているほか、Zoomを使って結婚式を行えば、海外からの参列も可能だ。ゆかりさんは「逆に結婚式で初めて会うくらいがロマンチックかもしれない。“やっと会えたね婚”みたいな(笑)」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)
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