住吉美紀アナ、新型コロナの恐怖を告白「体か精神かどちらかが壊れてしまうかも」
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 新型コロナウイルスに感染し、都内の病院に入院しているフリーアナウンサーの住吉美紀が1日、Instagramを更新した。

 先月19日の入院以来初めてとなる更新で、住吉アナは「みなさま、大変ご心配をおかけしております。温かいメッセージなども多数いただき、本当にありがとうございます。考えたり、文章を書いたりする力が漸く少し戻ってきました。まだ入院していますが、平熱や微熱まで熱が下がってきました」と現在の体調をつづった。

 続けて、「そもそもは4月15日水曜朝、コンコンという小さな空咳がちょこっと出始めた、というのが始まりでした」「翌日、少し熱っぽさを感じて熱を測ると、37.2度ありました。違うと信じたい気持ちでいっぱいでした」「そして、金曜朝。38.2度まで上がっていました。あーこれは間違いないなと、自分で確信」「そこから一気に熱は上がり、その日のうちに39度。その後39~40度が1週間続きました。体か精神かどちらかが壊れてしまうかもと思った夜もありました。さらに途中からは強い胃のムカつきがあり、吐き気と格闘しながら食事をとったり、頭痛にも耐えたり。こんなに激しく、そして長くウィルスと戦ったのは、生まれて初めてです」と、発症前の症状や、体温が徐々に上がり高熱が1週間続くなど、体調の変化を詳細に明かしている。

 最後は医療関係者への感謝の言葉とともに、「このウィルスはスルっと入り込んできます。私自身、神経質なくらい気をつけていましたが、それでも、職場など最低限と思われる接触でも感染してしまうこともあるんだということを実感しています。そして一度感染、発症すると長いです」「私はまだもう少し戦わねば、体力も落ちて、今まともな声も出ません。しかし、自分の体もほんとにがんばってくれた」と新型コロナウイルス感染の恐ろしさを伝えている。

ABEMA/『ABEMA NEWS』より)

▶︎動画:住吉美紀アナ、新型コロナの恐怖を告白「体か精神かどちらかが壊れてしまうかも」

住吉アナ、コロナ感染の恐怖告白
住吉アナ、コロナ感染の恐怖告白
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みなさま、大変ご心配をおかけしております。温かいメッセージなども多数いただき、本当にありがとうございます。 考えたり、文章を書いたりする力が漸く少し戻ってきました。 まだ入院していますが、平熱や微熱まで熱が下がってきました。 こうして落ち着いた今思い返しても、「まさか自分が新型コロナに感染するなんて」という驚きは変わりません。 そもそもは4月15日水曜朝、BlueOcean の生放送前に(ちなみに、番組はちょうどこの日から、自宅からのリモート生放送に切り替えていました)準備をしていたら、コンコンという小さな空咳がちょこっと出始めた、というのが始まりでした。のど飴を舐めれば普段だと治まるような小さな咳払いが、なんとなくずっとある。しかし息苦しさや大げさな咳はない。ふむ。 翌日、少し熱っぽさを感じて熱を測ると、37.2度ありました。「いや、これは今週きっと仕事のストレスが強いせいだ」など、違うと信じたい気持ちでいっぱいでした。 そして、金曜朝。38.2度まで上がっていました。あーこれは間違いないなと、自分で確信。とりあえず生放送に穴を空けまいとそのまま自宅リモート放送に臨み、放送が終わったところでスタッフに発熱した旨伝えるのが精一杯。あとは寝込みました。 そこから一気に熱は上がり、その日のうちに39度。その後39~40度が1週間続きました。体か精神かどちらかが壊れてしまうかもと思った夜もありました。さらに途中からは強い胃のムカつきがあり、吐き気と格闘しながら食事をとったり、頭痛にも耐えたり。こんなに激しく、そして長くウィルスと戦ったのは、生まれて初めてです。 入院は、高熱3日目に差し掛かり、アレルギー性の喘息もあり心配と周りの方からの強いアドバイスに押され、這うようにして夜間救急に行ったことがきっかけ。いま思えば本当にあのとき入院できてよかった。あそこでもしも入院していなかったらと思うと…正直、ゾッとします。 間違いなく、life changing event。まだわからないけれど、もう元には戻れない、人生観も変わりそうです。 そして、この度お世話になった医療関係者の方々には、心から、心から感謝いたします。的確な処置はもちろん、「大丈夫」という絶妙なタイミングでの強い励ましや、看護師チームのみなさんの明るい話し声や優しいお声掛けにどれだけ人は救われるのか、まさに、心身に染み入りました。 ここに心より敬意と感謝を表したいと思います。 このウィルスはスルっと入り込んできます。私自身、神経質なくらい気をつけていましたが、それでも、職場など最低限と思われる接触でも感染してしまうこともあるんだということを実感しています。そして一度感染、発症すると長いです。 どうぞ、みなさま他人事と思わず、自分事として、接触を減らすこと、免疫力が下がらないよう心身ともに健康的な生活をすることを今は大切にされてください。 私はまだもう少し戦わねば、体力も落ちて、今まともな声も出ません。しかし、自分の体はほんとにがんばってくれた。 そして、きょうも病室から見える街路樹の緑と青空が綺麗です。 嗚呼、生きてるって、素晴らしい!

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